記事一覧

<愛知県からご来場くださったファン>

小生の演奏活動を知って、本当に凄いです、と言う人がいれば、心臓手術をした友人には、化け物だな、って言われたこともありました。 高齢の身でチェロを持ち、飛行機に乗ったり新幹線に乗ったりして、北海道から本州へチェロの旅。 もちろん北海道内も。 コロナでコンサートは少なくなりましたが、活動は継続中です。健康で元気だからできる。 確かに。 しかし、健康と言っても2ヵ月に一度の病院通いで、8種類の薬を服用中。...

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<じいたん子ども基金 収支報告 5月分>  

「じいたん子ども基金 収支報告 2023年5月分」 をご報告させていただきます。                【基金収入の内訳】① チャリティ コンサート会場で募金   ② 基金の口座へ振込み   ③ 手渡し  ● 収支報告は、2012年12月31日(初回) にご報告以後、毎月末にご報告して参りましたが、月の下旬から翌月にかけて演奏旅行などがある場合は、ご報告が翌月になることがございますので、ご承知...

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<幸せな一日>

5月27日に行なった86歳のチェロリサイタルは、体調との闘いでもありました。 体力、思考力、反射神経の衰えは如何ともし難いのですが、それを補うには気力を振り絞るしかありませんでした。いつ発症するかわからない持病の心房細動・不整脈と、ひどいめまい。 不安に襲われることもありました。  10年以上も前から2ヵ月に一度の循環器病院通い。 行くたびに心電図検査と、薬の副作用を調べる血液検査。 酒を断ち、カフェイン...

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<シャドー プラクティス>

札幌市内のザ・ルーテルホールで27日に開催するリサイタルまであと5日。 ベートーベンのチェロソナタ3曲。 ご来場の皆さまの心に残る演奏をしたい。 感謝の気持ちを伝えるには、それしかありません。昨年5月初旬にホールを押さえ、コツコツと練習を続けてきました。 しかし高齢の身。 長時間の練習はできません。 毎日45分を2回。 45分やるのが辛い時は30分やって休む。 それを3回。 これじゃ足りませんな。そこで思いつ...

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<右肘>

プロ野球選手のプレイを見ていると、ピッチングフォームもバッティングフオームも、皆さん一人ひとり違いますね。  選手には それぞれに長所があり、それを生かすために各自が自分に合ったフォームを練習で作っていくのでしょう。チェロ演奏も然り。 身長の差や様々な理由でエンドピンの長さは変わるし、椅子の高さも。 手指の大きさ、長さが違えば弓の持ち方も違ってきます。 要は、弾く人が一番弾きやすい方法を見つければ...

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プロフィール

土田英順

Author:土田英順
土田英順【つちだ えいじゅん】
音楽家・チェリスト。
日本フィル、新日本フィル、札幌交響楽団の首席チェロ奏者を歴任。
ボストン交響楽団およびボストンポップスでも演奏(1969〜1970)。現在ソリストとして活躍中。
全国各地、19都道府県での「東日本大震災復興支援チャリティ・コンサート」は486回を数え、震災後、東北には19回訪れ、被災地でのコンサートは101回に及ぶ。
(2023年4月末現在)
被災地に滞在中、大津波の犠牲となった女性のチェロに出会い、持ち主のご遺族と友人たちの思いによってボロボロになったチェロを譲り受け、蘇らせた。
チェロの音色が天国に届く事を願いながら、今日(こんにち)も被災したチェロを奏でる。
2014年12月「第17回まちかどのフィランソロピスト賞(社会貢献)」受賞。
2015年10月「札幌芸術賞」受賞。
被災したチェロを使って録音した CD「祈り」発売。
音楽人生をまとめた著書「チェロ弾き英順 音楽の人生(たび)」出版。
第6回 全国新聞社出版協議会 ふるさと自費出版大賞において優秀賞受賞。
2017年11月 ソロプチミスト日本財団より「千嘉代子賞」受賞。
2019年10月 デビュー60周年記念チェロリサイタルを開催。
2022年4月 札幌ユネスコ協会初代広報大使に就任。

2012年12月「東日本大震災支援 じいたん子ども基金」開設。
基金は被災地の方々のために使われている。
【北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660 口座名 東日本大震災支援 じいたん子ども基金 代表 土田英順】

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