<本州へチェロの旅 ⑪・友 来訪 >
- 2023/01/29
- 21:41

「本州へチェロの旅」、最後のコンサート(大震災チャリティ<481>)は、山元町の「坂元ふるさと おもだか館」で、1月18日の14:00から行われました。 コンサート前に震災遺構・中浜小学校へ見学に行き、その後、普門寺で1時間ぐらい練習しました。 この日も会場入りは開演1時間前。 やはり落ち着きません。 楽譜をそろえたり、譜面台を立てたり、CDをスーツケースから出したりしていると、お客さんが入場してきてステージで練...
<本州へチェロの旅 ⑩・震災遺構 中浜小学校>
- 2023/01/28
- 21:22

1月18日。 この日は6泊7日6公演の旅、最後の日。 午後のコンサート、大震災チャリティ<481>が終わったら、夜の便で札幌へ帰れる・・嬉しいな。 厳しいスケジュールでした。 ここまでよく身体がいうことを聞いてくれた。 ハードなことに耐えてくれた。 身体よ、ありがとう。 もうひと頑張りだぞ。菊地慎一郎さんがホテルグラードに、9:30に迎えに来てくださいました。 福島新地町から宮城山元町へ。山元町に入り、東日本...
<本州へチェロの旅 ⑨・原発から25kmの町>
- 2023/01/27
- 21:50

普門寺で練習を始めました。 調子がよくありません。 原因はすぐわかりました。 身体がやや前かがみの姿勢になっていました。 背筋を伸ばさないといけません。 それと右肘が下がり気味でした。 高音弦(A線)を弾く場合、脇をあけて肘を上げないと。 疲れているな。 疲れているから、身体が無意識に楽をしようとしている。 だから肘が下がるんだ。ダメだな、こんなことじゃ。 首を回したり、両手を肩から大きくぐるぐる...
<本州へチェロの旅 ⑧・親切なお坊さん>
- 2023/01/26
- 21:25

1月17日の午前、東日本大震災で犠牲になられた方々の霊に、追悼のチェロを弾いた懐かしの浜へ行き、そのあと、「じいたん子ども基金」がお手伝いをさせていただいて完成した、町の皆さんのための水洗トイレ建屋がある場所へ行きました。その場所には、「じいたんドーム」や「みんなのとしょかん」、「えほんかん」があります。 ※ えほんかん。※ みんなのとしょかん。※ 水洗トイレ建屋。※ 「えほんかん」に来る子どもたちの遊び場...
<本州へチェロの旅 ⑦・震災が引き合わせてくれた友>
- 2023/01/25
- 21:33

家を出て5日目。 宿泊したJR常磐線 新地駅前の「ホテルグラード」の周囲には何もありません。 震災前は駅の海側には集落があり、賑わっていたそう。 地震と津波の被害で、今は海側にも山側にも何もない只の空き地になってしまいました。 原発事故で帰還困難区域に指定され、未だに解除されない地域も。 他所に避難して故郷に帰ることが出来ない多くの人たち。 それなのに東日本大震災の復興を世界にアピールするんだ、と...