記事一覧

<道東へチェロの旅 ② 献花台で祈り>

旅の2日目。 11月18日。 大震災チャリティ<499>の会場は、網走市文化交流センター エコーセンター2000。 この会場でチェロを弾くのは今回が11回目です。 会場と言ってもコンサート会場ではなく、広々としたイベントスペースで、人が通り抜けするし、演奏に集中するのは難しい会場です。この日は、別の会場で幼稚園の発表会があり、幼い子たちが小生らの演奏場所に出入りし、賑やかなことでした。 子どもが悪いんじゃない。...

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<道東へチェロの旅 ① はっちゃんと網走・知床斜里へ>

ホントにホント、久しぶり。 はっちゃんとチェロの旅に出るのは。 行き先は網走と知床斜里だ。 大震災直後は道内各地はもちろんのこと、東北被災3県ほか、東京にも埼玉にも、札幌から遠いところでは、和歌山県橋本市や愛知県犬山市、三重県四日市市の時にも来てくれて、ピアノを弾いてくれました。予約制のカフェレストランを1人で経営しているんだから、店を閉めて。 随分と営業妨害しちゃって迷惑をかけたなぁ。網走へは大震...

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<じいたん子ども基金 収支報告 11月分>

2023年11月分の「じいたん子ども基金 収支報告」をさせていただきます。★ 11月30日に岩手県大槌町で、スイス ドキュメンタリー映画の撮影があり、29日と30日は釜石に滞在していました。 収支報告が遅れて申し訳ございませんでした。                               【基金収入の内訳】 ① チャリティ コンサート会場で募金   ② 基金の口座へ振込み   ③ 手渡し  ● ...

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<収支報告延期のお願い>

毎月1回、月末に ご報告させていただいている「じいたん子ども基金 収支報告」ですが、先月に引き続き、今月も延期のお願いをせざるを得なくなりました。11月30日に、岩手県大槌町の山麓にある私設庭園(約2千坪)で、スイス ドキュメンタリー映画の制作・撮影のため、本日、これから家を出て釜石まで行きます。撮影が順調に行けば12月1日に帰宅しますが、天候等で撮影は延びるかもしれません。 ご報告は、その後になります。 誠...

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<被災地巡礼チェロの旅 ⑧ 原子力災害伝承館 >

11月6日、この日は全日程が終了し帰宅する日。 仙台空港発は19:40のAIR-DO111便。 チェロを友達の菊地慎一郎さんに預けて、朝からJR常磐線を利用して双葉町へ行きました。  目的は「原子力災害伝承館」を見学することでした。 当初、町内や、原子力発電所付近、中間貯蔵施設等をタクシー運転手さんの説明を受けながら観光しようと思っていましたが、タクシーの有無を都路小学校の教頭先生が問い合わせしてくださって、町には1...

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プロフィール

土田英順

Author:土田英順
土田英順【つちだ えいじゅん】
音楽家・チェリスト。
日本フィル、新日本フィル、札幌交響楽団の首席チェロ奏者を歴任。
ボストン交響楽団およびボストンポップスでも演奏(1969〜1970)。現在ソリストとして活躍中。
全国各地、19都道府県での「東日本大震災復興支援チャリティ・コンサート」は499回を数え、震災後、東北には21回訪れ、被災地でのコンサートは105回に及ぶ。
(2023年11月現在)
被災地に滞在中、大津波の犠牲となった女性のチェロに出会い、持ち主のご遺族と友人たちの思いによってボロボロになったチェロを譲り受け、蘇らせた。
チェロの音色が天国に届く事を願いながら、今日(こんにち)も被災したチェロを奏でる。
2014年12月「第17回まちかどのフィランソロピスト賞(社会貢献)」受賞。
2015年10月「札幌芸術賞」受賞。
被災したチェロを使って録音した CD「祈り」発売。
音楽人生をまとめた著書「チェロ弾き英順 音楽の人生(たび)」出版。
第6回 全国新聞社出版協議会 ふるさと自費出版大賞において優秀賞受賞。
2017年11月 ソロプチミスト日本財団より「千嘉代子賞」受賞。
2019年10月 デビュー60周年記念チェロリサイタルを開催。
2022年4月 札幌ユネスコ協会初代広報大使に就任。

2012年12月「東日本大震災支援 じいたん子ども基金」開設。
基金は被災地の方々のために使われている。
【北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660 口座名 東日本大震災支援 じいたん子ども基金 代表 土田英順】

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