記事一覧

<じいたん子ども基金 収支報告 5月分>

「じいたん子ども基金 収支報告 5月分」 をご報告させていただきます。                【基金収入の内訳】① チャリティ・コンサート会場で募金   ② 基金の口座へ振込み   ③ 手渡し ● 収支報告は、2012年12月31日(初回) にご報告以後、毎月末にご報告してきましたが、月の下旬から翌月にかけて演奏旅行などがある場合は、ご報告が翌月になることがありますので、ご承知おきくださいますようお願い...

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<来年は東日本大震災10年>

コロナ感染で音楽家はコンサートの自粛が続いています。 小生は、2月11日を最後にコンサートをやっていません。 数日前には日程が未定だった6月の札幌市内のチャリティコンサートも、7月11日の網走でのチャリティコンサートも中止になりました。コンサートがなくても練習は怠らず、演奏に必要な体力が衰えないように、ほとんど人がいない公園の中や、通りを毎日歩いています。        でも・・練習・散歩以外は何もせず...

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<年寄りの呟き>

ある総選挙の数日前のことでした。 《投票日には、若者は寝ててくれればいいのに。》・・と言った総理大臣がいましたっけ。 若者の棄権が多いほど、与党が有利になるということなのでしょう。 この総理大臣、国民をバカにしてるんですかね。 新しい法案に対して、世論は反対意見が多く、デモに参加する人が多いのにも耳を傾けず、目もくれず、強行採決しちゃう場面は、これまで何度もテレビで見てきました。 永田町に出勤する...

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<続・動画はいかが vol.Ⅵ 最終回 無伴奏チェロ組曲第1番よりジーグ JSバッハ>

昨秋開催した小生の「デビュー60周年記念チェロリサイタル」のDVDから、12曲を動画にしました。 その動画を4月24日にこのブログで初披露し、それ以後、更新日は飛び飛びですが1曲ずつ更新して参りました。 今回は12回目、最終回です。曲目はバッハの無伴奏チェロ組曲第1番からジーグをお聴き頂きたいと思います。 ジーグは、16世紀のイギリスで流行した速いテンポの舞踏曲です。(音楽之友社 新音楽辞典より)2010年の2月でした...

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<続・動画はいかが vol.Ⅴ 無伴奏チェロ組曲第1番よりメヌエットⅠ.Ⅱ JSバッハ>

続・動画はいかが、vol.Ⅴは、バッハの無伴奏チェロ組曲第1番から5曲目のメヌエットⅠ.Ⅱをお聴き頂きましょう。 メヌエットは、フランス語の形容詞menu(小さい)から出たもので、小さいステップの踊りの意味です。 17世紀中頃、ルイ14世によって宮廷にとり入れられ、上流階級の愛好踊りとなりました。 バッハやヘンデルもこれを組曲にとり入れました。(音楽之友社 新音楽辞典より)バッハの無伴奏チェロ組曲は、第1番ト長調から...

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<続・動画はいかが vol. Ⅳ 無伴奏チェロ組曲第1番よりサラバンド JSバッハ >

バッハの無伴奏チェロ組曲第1番から、1曲ずつ動画でお楽しみ頂いております。 今回はその第4弾、サラバンドをお聴きください。 サラバンドは、17~18世紀にヨーロッパで流行した舞曲で、緩やかな4分の3拍子、または2分の3拍子で荘重な表情を持っています。(音楽之友社 新音楽辞典より)バッハの無伴奏チェロ組曲は、第3番ハ長調を東京で36歳の時に初めて弾いた時も、その翌年、第1番ト長調を弾いた時も暗譜で弾きました。 札幌...

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<続・動画はいかが vol.Ⅲ 無伴奏チェロ組曲第1番よりクーラント JSバッハ>

続・動画はいかが、3回目はバッハの無伴奏チェロ組曲第1番からクーラントです。 クーラントは、フランス語の「走る」の語に由来する舞曲で、走り回るような音型を持ち、17世紀頃には組曲の中の1曲となりました。(音楽之友社 新音楽辞典より)時々、お母さんと一緒に小生のコンサートに来てくれる、チェロを弾く小学生の女の子に、先日、「デビュー60周年記念チェロリサイタル」のCD・DVDをプレゼントしました。 母娘は小生のブ...

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<続・動画はいかが vol. Ⅱ 無伴奏チェロ組曲第1番よりアルマンド JSバッハ>

昨秋開催した「デビュー60周年記念チェロリサイタル」で演奏した曲の中から、一昨日、(17日)バッハの無伴奏チェロ組曲第1番のプレリュードをお聴き頂きましたが、今回は2曲目のアルマンドの動画はいかがでしょうか。アルマンドは古い時代の緩やかな舞曲ですが、バッハの時代には踊られなくなり、組曲に採用されるようになった音楽です。(音楽之友社 新音楽辞典より)小生が初めてバッハの無伴奏チェロ組曲を弾いたのは、新日本...

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<続・動画はいかが vol.Ⅰ 無伴奏チェロ組曲第1番よりプレリュード JSバッハ>

昨秋札幌で開催しました、小生の「デビュー60周年記念チェロリサイタル」から、その演奏の1部を動画にして4月24日から6回にわたり、このブログでご紹介させていただきました。 コメント欄に感想をお寄せ下さいました皆さま、ありがとうございました。第2弾として、その日演奏されたバッハの無伴奏チェロ組曲第1番を、プレリュード(前奏曲)から終曲ジーグまでを1曲ずつ6回に分けて動画を添付致しますので、お聴き頂きたく、よろ...

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<年寄りが思うこと>

カタカナ語が多いな。 何で? 何で外国の言葉をカタカナにして使うの? 日本の言葉があるでしょうが。 年を取ると、ついていくのが大変ですわ。 あまりにも多すぎるもの。 初めて聞くカタカナ語はわからないから誰かに聞いたり、調べたりします。 その時はわかってもすぐ忘れる。 加齢で脳みそが縮まっちゃってるか、固まっちゃってるからだと思う。 カタカナ語、いい加減にしてくれんかね。 新聞記者諸君も、テレビキャ...

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プロフィール

土田英順

Author:土田英順
土田英順【つちだ えいじゅん】
音楽家・チェリスト。
日本フィル、新日本フィル、札幌交響楽団の首席チェロ奏者を歴任。
ボストン交響楽団およびボストンポップスでも演奏(1969〜1970)。現在ソリストとして活躍中。
全国各地、19都道府県での「東日本大震災復興支援チャリティ・コンサート」は499回を数え、震災後、東北には21回訪れ、被災地でのコンサートは105回に及ぶ。
(2023年11月現在)
被災地に滞在中、大津波の犠牲となった女性のチェロに出会い、持ち主のご遺族と友人たちの思いによってボロボロになったチェロを譲り受け、蘇らせた。
チェロの音色が天国に届く事を願いながら、今日(こんにち)も被災したチェロを奏でる。
2014年12月「第17回まちかどのフィランソロピスト賞(社会貢献)」受賞。
2015年10月「札幌芸術賞」受賞。
被災したチェロを使って録音した CD「祈り」発売。
音楽人生をまとめた著書「チェロ弾き英順 音楽の人生(たび)」出版。
第6回 全国新聞社出版協議会 ふるさと自費出版大賞において優秀賞受賞。
2017年11月 ソロプチミスト日本財団より「千嘉代子賞」受賞。
2019年10月 デビュー60周年記念チェロリサイタルを開催。
2022年4月 札幌ユネスコ協会初代広報大使に就任。

2012年12月「東日本大震災支援 じいたん子ども基金」開設。
基金は被災地の方々のために使われている。
【北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660 口座名 東日本大震災支援 じいたん子ども基金 代表 土田英順】

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