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北海道胆振東部地震被災地 安平町で慰問コンサート <CDと自著をプレゼント>

11月24日の日曜日の午前中、胆振東部地震で被災した町の一つ、 「安平町の青葉会館」 で町の人たちのためにチェロを弾きました。

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震災から1年2ヵ月の安平町、この町を訪れたのは今回が4回目。 コンサートの開演は10:00でしたから、4:30に起床し基本練習を済ませてから家を出ました。

前日は恵庭市恵み野の旭小学校で大震災復興支援チャリティ<457>がありましたから、この日の早朝起床は身体にこたえ、右肩にベルトで吊った9㎏のチェロが、いつもより重く感じました。

「安平町災害ボランティアセンター」 で支援活動を続けておられる箱崎英輔さんが、JR千歳駅に出迎えてくださるというので、拙宅の最寄り駅、新札幌駅発8:10の鈍行列車に乗り、千歳駅着は8:46、ここから安平町までは車で約30分です。

今年の3月16日に安平町の仮設住宅の談話室でチェロを弾いた時、参加してくださった仮設住民は7人しかいませんでした。

震災後の環境の変化と引きこもりがちの生活で、心身ともにケアが急務との報道と、60歳代の方がお亡くなりになられたこともあり、小生は、安平町の皆さんのことをとても心配していました。

小生は、彼らが将来に希望を持ち、少しでも明るい気持ちになってほしいと願い、CD7種類27枚と、自著 「チェロ弾き英順音楽の人生 (たび)」 10冊をプレゼント用にスーツケースに入れて持って行きました。

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すると災害ボランティアセンターで働く箱崎英輔さんは募金箱を用意してくださったので、小生は、CD・本がほしい人はお持ち帰りになって結構・・募金をするのもしないのも自由、募金の意思がある人は金額は自由で1円から上は制限なし・・とお集まりくださった98名の町民に伝えました。

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つづく。

✩ 11月30日にサトウ アヤコさん、ミヤコさんから¥10,000
✩ 12月4日にオオホリ ナオミさんから¥10,000を 「じいたん子ども基金」 にお預かりしました。

皆さまのたび重なるご支援と、変わらぬご厚情に心より感謝致します。 ありがとうございました。

           東日本大震災復興支援のために 「じいたん子ども基金」を開設しました。

(2012年12月10日)

【東日本大震災支援 じいたん子ども基金】 代表 土田英順

北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660

ご支援、よろしくお願い申し上げます。


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プロフィール

土田英順

Author:土田英順
土田英順【つちだ えいじゅん】
音楽家・チェリスト。
日本フィル、新日本フィル、札幌交響楽団の首席チェロ奏者を歴任。
ボストン交響楽団およびボストンポップスでも演奏(1969〜1970)。現在ソリストとして活躍中。
全国各地、19都道府県での「東日本大震災復興支援チャリティ・コンサート」は499回を数え、震災後、東北には21回訪れ、被災地でのコンサートは105回に及ぶ。
(2023年11月現在)
被災地に滞在中、大津波の犠牲となった女性のチェロに出会い、持ち主のご遺族と友人たちの思いによってボロボロになったチェロを譲り受け、蘇らせた。
チェロの音色が天国に届く事を願いながら、今日(こんにち)も被災したチェロを奏でる。
2014年12月「第17回まちかどのフィランソロピスト賞(社会貢献)」受賞。
2015年10月「札幌芸術賞」受賞。
被災したチェロを使って録音した CD「祈り」発売。
音楽人生をまとめた著書「チェロ弾き英順 音楽の人生(たび)」出版。
第6回 全国新聞社出版協議会 ふるさと自費出版大賞において優秀賞受賞。
2017年11月 ソロプチミスト日本財団より「千嘉代子賞」受賞。
2019年10月 デビュー60周年記念チェロリサイタルを開催。
2022年4月 札幌ユネスコ協会初代広報大使に就任。

2012年12月「東日本大震災支援 じいたん子ども基金」開設。
基金は被災地の方々のために使われている。
【北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660 口座名 東日本大震災支援 じいたん子ども基金 代表 土田英順】

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