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今年最後の東北被災地チャリティツァー 3 <募金は台風19号の被災地 丸森町の避難所生活の方へ>

12月11日に行われた東日本大震災復興支援チャリティコンサート<460> ところは宮城県白石市の 「佐久間工務店モデルルーム」

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東北新幹線で仙台から白石蔵王へ。 

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仙台の近代的な町並みは、白石蔵王に向かうにつれて、車窓の風景は田畑ばかりが目につくように変わります。 白石は農業の町なのでしょうか。 町民の中には第2の夕張に・・などと心配される方もおられましたが。

さて、会場に到着後、1時間の練習を済ませると、佐久間工務店の奥さんは昼食に近くのホテルのレストランへ連れていってくださいました。

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手の込んだ10種類以上の料理をご馳走になり、いよいよ白石蔵王では初のチャリティコンサートの本番です。 会場にはお客さんが続々と入場されてきました。 用意された座席はいっぱいになって、2階に上がる階段に腰を下ろす人もおられました。

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皆さまからお預かりしているお金、「じいたん子ども基金」 が支援を行ない、現在トイレ建設工事進行中の山元町は、白石蔵王から車で約1時間。 菊地慎一郎さん、普門寺住職の坂野さんも山元町からご来場くださいました。

坂野住職は、台風19号による甚大な被害を受けた丸森町へ、震災2ヵ月後の今も山元町から毎日応援に駆けつけています。 未だに避難所生活を余儀なくされている被災者150人。 彼らは今すぐにでも支援を必要としています。

小生は、この日の募金を丸森町の被災者のために使わせていただきたく、ご来場の皆さまのお考えをお伺いすると、客席から絶大な拍手を頂きましたので、50名のお客さまからお預かりした募金¥61,590を坂野住職に託しました。

なお、募金\61,590のうち、¥20,000は佐久間工務店の奥さんから、また、¥8,840は、佐久間さんの子ども貯金からお預かりしました。

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多くの皆さまのご厚情に心より感謝致します。 ありがとうございました。

つづく。

            東日本大震災復興支援のために 「じいたん子ども基金」を開設しました。

(2012年12月10日)

【東日本大震災支援 じいたん子ども基金】 代表 土田英順

北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660

ご支援、よろしくお願い申し上げます。

 

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プロフィール

土田英順

Author:土田英順
土田英順【つちだ えいじゅん】
音楽家・チェリスト。
日本フィル、新日本フィル、札幌交響楽団の首席チェロ奏者を歴任。
ボストン交響楽団およびボストンポップスでも演奏(1969〜1970)。現在ソリストとして活躍中。
全国各地、19都道府県での「東日本大震災復興支援チャリティ・コンサート」は486回を数え、震災後、東北には19回訪れ、被災地でのコンサートは101回に及ぶ。
(2023年4月末現在)
被災地に滞在中、大津波の犠牲となった女性のチェロに出会い、持ち主のご遺族と友人たちの思いによってボロボロになったチェロを譲り受け、蘇らせた。
チェロの音色が天国に届く事を願いながら、今日(こんにち)も被災したチェロを奏でる。
2014年12月「第17回まちかどのフィランソロピスト賞(社会貢献)」受賞。
2015年10月「札幌芸術賞」受賞。
被災したチェロを使って録音した CD「祈り」発売。
音楽人生をまとめた著書「チェロ弾き英順 音楽の人生(たび)」出版。
第6回 全国新聞社出版協議会 ふるさと自費出版大賞において優秀賞受賞。
2017年11月 ソロプチミスト日本財団より「千嘉代子賞」受賞。
2019年10月 デビュー60周年記念チェロリサイタルを開催。
2022年4月 札幌ユネスコ協会初代広報大使に就任。

2012年12月「東日本大震災支援 じいたん子ども基金」開設。
基金は被災地の方々のために使われている。
【北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660 口座名 東日本大震災支援 じいたん子ども基金 代表 土田英順】

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