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大震災復興支援チャリティ 441-2 <三つの道がない町>

6月23日の午後、 上川郡東川町の森の中にある 「北の住まい設計社」で行われたチャリティ<441>。


人口約8,000人のこの町、東川町には 「三つの道」 がありません。
ん? 何それ? ① 鉄道 ② 国道 ③ 水道だそうです。

小さな農業の町ですから、鉄道、国道がないのはわかるのですが。 水道がないとは! 

名山・大雪山。 山に積もった大量の雪は、春になると溶けて地中に染み込みます。 地中深くで雪解け水はろ過され、きれいなおいしい水となって地上に出てきます。

この水が家庭にも引かれているのですが、水を入れる大きな容器を車に積んでわざわざ水を汲みに行く人もいるそうです。

この水は田んぼにも。 水がおいしいから、ここの米は自慢の米に成育します。

「北の住まい設計社」 のレストランの料理が抜群においしいのは、きれいな水を料理に使っているからなのかもしれません。

さて、森の中には 「北の住まい設計社」 の工場があり、家具、衣類、食器類などが作られています。 完成品はショールームに展示され、500~600人ぐらいの人が買いにくる日もあるそうです。


毎年夏至の頃の週末に開催されるイベントにはビヤガーデンも。 小生は来年もコンサートに出演を約束したので、コンサートのあとにはビヤガーデンで一杯やろうかな。

この写真、人があまりいませんが。 閉店後でしたから。 後方の建物はショールーム。

DSCN9930.jpg 

来年、皆さんもいかが? 森の中のビヤガーデンで一杯やりましょ。

東日本大震災復興支援のために 「じいたん子ども基金」を開設しました。

(2012年12月10日)

【東日本大震災支援 じいたん子ども基金】 代表 土田英順

北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660


ご支援、よろしくお願い申し上げます。




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プロフィール

土田英順

Author:土田英順
土田英順【つちだ えいじゅん】
音楽家・チェリスト。
日本フィル、新日本フィル、札幌交響楽団の首席チェロ奏者を歴任。
ボストン交響楽団およびボストンポップスでも演奏(1969〜1970)。現在ソリストとして活躍中。
全国各地、19都道府県での「東日本大震災復興支援チャリティ・コンサート」は486回を数え、震災後、東北には19回訪れ、被災地でのコンサートは101回に及ぶ。
(2023年4月末現在)
被災地に滞在中、大津波の犠牲となった女性のチェロに出会い、持ち主のご遺族と友人たちの思いによってボロボロになったチェロを譲り受け、蘇らせた。
チェロの音色が天国に届く事を願いながら、今日(こんにち)も被災したチェロを奏でる。
2014年12月「第17回まちかどのフィランソロピスト賞(社会貢献)」受賞。
2015年10月「札幌芸術賞」受賞。
被災したチェロを使って録音した CD「祈り」発売。
音楽人生をまとめた著書「チェロ弾き英順 音楽の人生(たび)」出版。
第6回 全国新聞社出版協議会 ふるさと自費出版大賞において優秀賞受賞。
2017年11月 ソロプチミスト日本財団より「千嘉代子賞」受賞。
2019年10月 デビュー60周年記念チェロリサイタルを開催。
2022年4月 札幌ユネスコ協会初代広報大使に就任。

2012年12月「東日本大震災支援 じいたん子ども基金」開設。
基金は被災地の方々のために使われている。
【北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660 口座名 東日本大震災支援 じいたん子ども基金 代表 土田英順】

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