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今年最後の東北被災地チャリティツァー 13 <今年のコンサートは56回>

12月13日、この日、福島県いわき市内の音楽小ホールで、東日本大震災復興支援チャリティコンサート<462>が行われました。 

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少ししか食べられなかった前夜の夕食時でしたが、胃が痛むわけでも、むかつくわけでもありませんでした。 只、食欲がなかっただけ。 無理に食べたり飲んだりしないで、早寝したのは好判断だったようです。

しかし、起床すると今度は腸がストライキを起こしました。 疲労は胃腸を襲ってきたか。 どうしようか・・ 今夜は本番。 何か食べなきゃチェロは弾けないぞ。

ホテル東横インの朝食は無料ですが質素なバイキング形式です。 お粥があるな。 お粥少々と梅干しぐらいにしておいて様子をみることにしよう。

軽い朝食後、昼までベッドに横になって休養し、昼食はナポリタンスパゲッティを半分残して食べ、14:00にはっちゃんとホテルを出て会場に向かいました。

もうやるっきゃないぞ!   

この日のコンサートは、 「東北被災地チャリティツァー」 3公演目で最終公演でもあり、今年最後のコンサートでもありました。 

開演は18:00。 「いわき芸術文化交流館・アリオス音楽小ホール」 での東日本大震災復興支援チャリティ<462>には、120名ぐらいのお客さまがお集まりくださいました。

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リハーサル後、いつもはサンドイッチを少々つまむのですが、お茶だけにしました。 体調不充分で気だるさを感じていましたが、いよいよ開演のベルが。 ステージに立つと不思議と身体に力が湧いてくるものです。 緊張感からなのでしょうか。

今年最後のコンサートだし、素晴らしい音響のホールで悔いが残るような演奏はしたくない。 少々の疲労なんかに負けてたまるか、と自分に言い聞かせ、積極的に思いっきりチェロを響かせました。

アンコールで、はっちゃんの弾き語りを3曲。 最後は 「鳥の歌」 で閉めました。

終わった! 無事にやり遂げることができた! 

翌朝、はっちゃんと常磐線で東京へ向かいました。

いわき発、品川行の常磐線車内。 いわき駅、12月14日。

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はっちゃんは上野駅で降りて成田空港へ。 小生は終点の品川駅まで行き、東海道本線で横浜へ。

今年も頑張ったなぁ。 ホントに。 本番56回、デビュー60周年記念コンサートもあったし、地方公演は北海道各地、本州でも。 和歌山、大阪、三重、宮城県は大崎市古川と白石市に山元町、山元町には2度行きました。 福島にも。 台風19号が上陸する中、長野にも行ったっけ。

2011年3月からこの日のコンサートでチャリティコンサートは462回。 これ、被災地の仮設住宅や保育園、小中学校でのコンサート、身障者施設、高齢者施設でのコンサートは462回に含まれていません。 

大雪で飛行機が欠航になった時は、陸の移動で岩手県大船渡市の仮設住宅でのコンサートに滑り込みセーフも。 奇跡的ですよ、これ。 雪でJRが不通になり、函館のホテルに3日間足止めを食らったこともあったっけ。 足止めは青森でも。 この時ははっちゃんも一緒でした。 すまなかったな、はっちゃん。

雪交じりの寒風が吹きつける函館駅のホームで。 はっちゃんは座席を確保するため、一人で1時間もホームで並んでくれました。 一緒に並ぼう、と言うと、 

《じいたんは暖かい喫茶店でコーヒーでも飲んでいて。 私が風邪をひいても代わりのピアニストはいくらでもいるから。 じいたんが風邪をひいたら代役はいないでしょ》

ありがとう、はっちゃん。 一生忘れないよ。

いろんなことがありました。 なのに年寄りのチェロ弾きは、8年9ヵ月で462回、ただの1度だってチャリティコンサートをキャンセルしたことはありませんぞ。

少しは褒められてもよさそうなもんですが。 ” じいたん、お疲れ様でした。”

《今年最後の東北被災地チャリティツァー》  おわり

コメント

No title

褒めます\(^o^)/
褒めます\(^o^)/
褒めます\(^o^)/
本当にお疲れ様です。
一昨年の年末、あの時はひどかったですね。
東北ツアーの行きも帰りも荒天で飛行機もJRもストップでした。
一回もキャンセルされていないって本当大変なことです。
年末年始少しゆっくりお休みください。
よいお年をお迎えください。

来年も支援活動頑張るぞ!

今年もたくさんお世話になりました。ありがとうございました。 国際ソロプチミストの各地の皆さまはじめ、多くの方々のご支援のおかげで、山元町のトイレ水洗化は上下水道工事も終わり、完成は1月中旬予定とのことです。
町の人たちは喜び、皆さまに対して心より感謝していますよ。
人が喜ぶのを見ると、僕も嬉しくなります。 「じいたんドーム」や、「みんなのとしょかん」より、トイレの方が立派だ、と町の人たちは笑っていました。
来年も、自然災害によって生活を破壊され、困っている人たちのために支援活動を続けます。じいたん、身体の方は当分の間大丈夫そうです。(笑)

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プロフィール

土田英順

Author:土田英順
土田英順【つちだ えいじゅん】
音楽家・チェリスト。
日本フィル、新日本フィル、札幌交響楽団の首席チェロ奏者を歴任。
ボストン交響楽団およびボストンポップスでも演奏(1969〜1970)。現在ソリストとして活躍中。
全国各地、19都道府県での「東日本大震災復興支援チャリティ・コンサート」は500回を数え、震災後、東北には21回訪れ、被災地でのコンサートは105回に及ぶ。
(2024年1月現在)
被災地に滞在中、大津波の犠牲となった女性のチェロに出会い、持ち主のご遺族と友人たちの思いによってボロボロになったチェロを譲り受け、蘇らせた。
チェロの音色が天国に届く事を願いながら、今日(こんにち)も被災したチェロを奏でる。
2014年12月「第17回まちかどのフィランソロピスト賞(社会貢献)」受賞。
2015年10月「札幌芸術賞」受賞。
被災したチェロを使って録音した CD「祈り」発売。
音楽人生をまとめた著書「チェロ弾き英順 音楽の人生(たび)」出版。
第6回 全国新聞社出版協議会 ふるさと自費出版大賞において優秀賞受賞。
2017年11月 ソロプチミスト日本財団より「千嘉代子賞」受賞。
2019年10月 デビュー60周年記念チェロリサイタルを開催。
2022年4月 札幌ユネスコ協会初代広報大使に就任。

2012年12月「東日本大震災支援 じいたん子ども基金」開設。
基金は被災地の方々のために使われている。
【北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660 口座名 東日本大震災支援 じいたん子ども基金 代表 土田英順】

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