ここ数年、震災が多いです。
西日本豪雨災害が起きたのは一昨年7月。 (2018年) 北海道胆振東部地震はその2ヵ月後。 昨年は台風15号・19号が襲ってきました。
被災された人たちにとっては生涯忘れられないことですが、被災地から遠く離れた皆さん、西日本豪雨災害は記憶の彼方にいっていませんか? 今月6日で震災から1年半です。 岡山県、広島県、愛媛県の3県で、仮設住宅にお住まいの方は昨年12月の時点で2,900世帯、6,600人もおられるそうです。
犠牲者の数、14府県で計289人。
これほどの大震災でも1年半で人々の記憶が薄れていく。 人間って何と忘れっぽい動物なんだろう。
2018年10月下旬、岡山県倉敷市真備町の被災現場に行ってみましたが、それはそれはひどい状況でした。
そのお隣の岡山市内にはわが友、竹内昌彦さんが住んでいます。 彼は小学生の時に全盲になりました。 小生と、友・竹内さんは、2017年に 「国際ソロプチミスト日本財団」 から 「千嘉代子賞」 を受賞し、その時からお互いに永年の友のような思いを抱くようになりました。
贈呈式で 「鳥の歌」 を弾きました。 2017年11月17日 パシフィコ横浜国立大ホール
手術をすれば目が見えるようになるのに、貧しくて手術が受けられない子どもたちのために、彼は 「千嘉代子賞」 の賞金、百万円を寄付しました。 立派なお方です。
彼とは岡山市内で2晩続けて酒を飲んだことがあります。 1日目は居酒屋で、2日目はイタリアンレストランで。
竹内さんの左は奥さんです。
広島県に近い岡山県笠岡市で、西日本豪雨災害チャリティコンサートにも一緒に出演したこともあります。 (2018年10月29日) 彼は講演し、小生は勿論チェロを弾き、終演後には笠岡市内の居酒屋で飲みました。 彼は酒が好きなんです。
翌朝、奥さんが運転する車でJR笠岡駅まで送ってくださいましたが、別れ際、チェロはどの位重いんだ? と言うので持たせると、こりゃ重いわ・・ と驚いていました。
その竹内さんから、かぼちゃみたいな大きな梨が届きました。
岡山産だそうで、梨の王者、「あたご梨」 と呼ばれます。
こんな馬鹿でっかい梨があるなんて、今の今まで知りませんでした。
1人で1個は食べられないぐらい大きいんです。
梨は木の枝に生るんでしょ? こんなに大きくなったら枝が折れちゃうんじゃないですか? 竹内さんに電話で聞いてみました。
《枝がよっぽど太いんじゃないの、アハハ》・・だそうです。
お味の方は・・ みずみずしくて香ばしい・・なかなかのものですぞ。
今年も大阪でコンサートがありそうだから、岡山まで足を延ばしてまた盃を酌み交わそうかな。 竹内さん、きっと喜ぶぞ!
東日本大震災復興支援のために 「じいたん子ども基金」を開設しました。
(2012年12月10日)
【東日本大震災支援 じいたん子ども基金】 代表 土田英順
北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660
ご支援、よろしくお願い申し上げます。