今年になって最初の本州チャリティツアーは、2月から3月にかけてでしたが、これは本当に大変なハードな旅でした。
1月は帯広公演だけでしたが、2月に入ると北海道胆振東部被災地3町へ被災状況を見に行き、その後、2日間で何と5町を回って5公演。
それが終わると 「人形劇チェロ弾きのゴーシュ」 公演が2日間で4公演ありました。
その数日後に横浜→福島→和歌山→大阪→三重の順で移動・公演でしたから実にハードなチャリティツアーでした。
それに比べると今年2度目、先月下旬の宮城県チャリティツアーは、県内の移動ではすべて車の送迎があり助かりました。
6月27日、山元町の 「じいたんドーム」 での大震災復興支援チャリティ<442>に出演した時の町民との交流や、移動中の車の中で伺ったお話には考えさせられました。
「山元町みんなのとしょかん 管理責任者」菊地慎一郎さん
復興支援活動を続けるのなら、被災地にもっと足を運び、被災地の人たちと交流を深めなければ、彼らの心の奥底にある苦しみを本当に理解することはできないのではないかと思いました。
「じいたんドーム」 コンサートにご来場下さる町の人たち 右は菊地慎一郎さん
地震、津波に破壊された建物や、道路、橋などが修復されていく目に見える復興。
両親を失い孤児となった子ども、子を失った親の悲しみ、独り身になった高齢者。 この人たちの心の中までは見ることができません。
支援活動を続けていると言うのなら、この目には見えない復興のことまで考えてあげないと、真の支援活動とは言えないのではないかと気づきました。
支援活動は難しいです。
山元町普門寺の住職、坂野さんが運転する車で次の公演地、大崎市古川へ向かいました。
東日本大震災復興支援のために 「じいたん子ども基金」を開設しました。
(2012年12月10日)
【東日本大震災支援 じいたん子ども基金】 代表 土田英順
北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660
ご支援、よろしくお願い申し上げます。