新型肺炎コロナウイルス感染が拡大し、大規模イベントが中止されたり、全国の小中高学校の休校などの措置が取られています。 当然ながら、航空券のキャンセルや、ホテルの宿泊・宴会のキャンセル、飲食店でも団体客などのキャンセルが相次いでいるとのこと、世の中、大変なことになりました。
小生の演奏活動でも、北海道内2ヵ所で予定されていた、東日本大震災復興支援チャリティコンサートが中止になり、3月11日に行われる宮城県亘理郡山元町での東日本大震災被災者追悼行事の中での追悼演奏も取り止めることになりました。
また、開催が予定されていて、日程が未定になっていた本州5市町でのチャリティコンサートも、未定のままになっています。
主催者と話し合って参加を取り止めることにした山元町での追悼演奏ですが、1月下旬には航空券を購入していましたから、取り止めになったことで航空券のキャンセル手続きをしなければなりません。
東日本大震災が発生した2011年3月以来続けている復興支援活動。 年に数回は札幌・新千歳空港と、本州各空港を行き来していますから、経費を考慮して出来る限り割引航空券を利用するようにしています。 利用することが多いのは日本航空の 「先得割引」 という割引券です。
例えば。 今回の山元町を訪れる場合、新千歳空港⇔仙台空港便を利用しますが 「先得割引料金」 で座席がやや広いクラスJを¥1,000追加して利用すると、
行き3月10日、札幌→仙台¥11,600 ※ チェロの機内持ち込み料金(航空券代)¥12,500
帰り3月12日、仙台→札幌¥15,400 ※ チェロの機内持ち込み料金(航空券代)¥12,500
「先得割引」で購入した航空券は、日時の変更が出来ませんので、変更が必要になった場合、一度キャンセルして購入し直さなければなりません。
キャンセル料は50%で、チェロの航空券代は割引制度の適用外なので、常に普通運賃で取り消し手数料のみです。
全日本空輸と日本航空は、新型肺炎コロナウイルス感染拡大を受けて、国内航空券のキャンセル手数料を、2月28日から3月12日の搭乗分まで無料にする措置を講じているので、小生が購入していた航空券のキャンセルはギリギリセーフで、全て払い戻しされました。 そして両社は、この度、キャンセル手数料の無料措置を3月19日までに延ばすと発表しました。
支援活動に必要な経費を節約するためには、演奏旅行スケジュールを早めに決めて、航空券割引制度を利用できるようにすることが大切なので、主催者の皆さまのご協力をお願いしたところです。
★★ 3月28日に予定されていた 「南幌町 誓松寺」 での東日本大震災復興支援チャリティコンサート<463>は、新型肺炎コロナウイルス感染拡大防止のため、延期することになりました。