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<DVDに続きCD誕生 デビュー60周年記念チェロリサイタル>

時の流れ、何と早いこと。 昨年は小生がデビューして60年。 10月下旬でした。 札幌市内の音響がよい、218席の小さなホールで、「デビュー60周年記念チェロリサイタル」を自主公演で開催しました。


時の流れに身をまかせているうちに、あの日から早5ヵ月の月日が流れました。


リサイタル前に《DVDを作って!》 というお声が少なからずあったので、業者に頼んでカメラを回してもらい、生演奏も録音してもらいました。


82歳にして小生初の新DVDが誕生したのは、年が明けた1月9日でした。 早速、観て聴いてくれたファン。 すると、《CDもほしい!》 の声あり! ファンあっての演奏家、よっしゃ~! 金はかかるが作ったれ!


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CDはなんとエイプリルフールに完成し拙宅に届きました。


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そう、CDは家で何かをやりながらでも、車の運転中でもBGMとして楽しめますから、《CDもほしい!》と仰るお気持ちがわかります。


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記念コンサートが終わった直後、会場ロビーにて。 


《次は70周年記念を楽しみにしています。》っておっしゃったファンがおりましたが。 いくら何でもそりゃ無理だ。 だが待てよ。 65周年ならいけるかな・・ いやいや、そういうことを考えちゃいけません。 取り組みで勝ったお相撲さん、インタビューで皆、同じようなことをおっしゃるでしょ。 《先のことは考えず一日一番。 まずは明日の相撲に集中します。》ってね。


小生も。 一日一日の練習を大切に。 練習したからって不器用な小生はすぐに上手く弾けるわけじゃないんですから。 一歩一歩です。 これ、小生が歩んできた道だし、これから歩んで行く道でもあるんです。


今の願いはコロナウイルス感染が一日も早く収束すること。 収束したらチャリティコンサートをやらせてください。 支援を続けたいんです。 皆さま、どうかよろしくお願いいたします。


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東日本大震災復興支援のために 「じいたん子ども基金」を開設しました。

(2012年12月10日)

【東日本大震災支援 じいたん子ども基金】 代表 土田英順

北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660 

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プロフィール

土田英順

Author:土田英順
土田英順【つちだ えいじゅん】
音楽家・チェリスト。
日本フィル、新日本フィル、札幌交響楽団の首席チェロ奏者を歴任。
ボストン交響楽団およびボストンポップスでも演奏(1969〜1970)。現在ソリストとして活躍中。
全国各地、19都道府県での「東日本大震災復興支援チャリティ・コンサート」は486回を数え、震災後、東北には19回訪れ、被災地でのコンサートは101回に及ぶ。
(2023年4月末現在)
被災地に滞在中、大津波の犠牲となった女性のチェロに出会い、持ち主のご遺族と友人たちの思いによってボロボロになったチェロを譲り受け、蘇らせた。
チェロの音色が天国に届く事を願いながら、今日(こんにち)も被災したチェロを奏でる。
2014年12月「第17回まちかどのフィランソロピスト賞(社会貢献)」受賞。
2015年10月「札幌芸術賞」受賞。
被災したチェロを使って録音した CD「祈り」発売。
音楽人生をまとめた著書「チェロ弾き英順 音楽の人生(たび)」出版。
第6回 全国新聞社出版協議会 ふるさと自費出版大賞において優秀賞受賞。
2017年11月 ソロプチミスト日本財団より「千嘉代子賞」受賞。
2019年10月 デビュー60周年記念チェロリサイタルを開催。
2022年4月 札幌ユネスコ協会初代広報大使に就任。

2012年12月「東日本大震災支援 じいたん子ども基金」開設。
基金は被災地の方々のために使われている。
【北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660 口座名 東日本大震災支援 じいたん子ども基金 代表 土田英順】

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