<北海道は昨日感染者ゼロ しかし油断は禁物 コロナウイルス>
- 2020/04/07
- 19:12
新型コロナウイルス感染拡大が止まりません。 しかし、北海道では昨日(4月6日)、3月31日以来6日ぶりに感染者はゼロだったそうです。
鈴木北海道知事が緊急事態宣言を出したのは2月28日。 記者会見では繰り返し繰り返し、分かりやすい言葉で説明をしておられました。 素早い対応は高評価です。 緊急時には、鈴木さんのような若くて柔軟性のある頭脳の持ち主、積極的に決断出来る人が必要なのかもしれません。
東日本大震災で大被害を受けた岩手県は今も感染者ゼロ。 一昨日、岩手県大船渡市、立根町にお住まいの葛西大志郎さんに電話をしてみました。 舩渡洋子さんの、海水に浸かった遺品のチェロを真水で丁寧に洗い、乾燥させてニカワでしっかりと接着修理をした人です。
右、葛西大志郎さん、洋子さんの遺品のチェロを札幌で修理して再度大船渡を訪れました。
2012年11月下旬
昨年、札幌で開催した小生のデビュー60周年記念コンサートの話になり、洋子さんの遺品のチェロを使わせてもらったよ・・と言ったら、CD・DVDがぜひほしいおっしゃるので、昨日郵便局から送りました。 同じ大船渡市内にお住まいの、洋子さんと仲良しだった、簡 善三郎さん、智恵子さんご夫妻にも。 きっと懐かしみながら、喜んで聴いて下さるでしょう。
中央は津波で壊れた遺品のチェロを見つけた簡 善三郎さん、右は鳥居はゆきさん、
大船渡市立盛小学校で 2012年11月下旬
宮城県は感染が始まった当初、死者はなく、感染者はとても少なかったのですが、昨日の時点では感染者26名、死者3名になっていまいました。 仙台にお住まいの洋子さんの姪、舩渡順子さんにメールを送ってみると、お元気そうな返信を頂きました。
《あの、失礼ですが・・土田英順さんでしょうか・・私、舩渡洋子の姪ですが・・》
偶然中の偶然で驚きました。 仙台のホテルのロビーで。 2013年8月28日
順子さんは、優しい心を持った人。 胆振東部地震被害の時は、お見舞いメールをくださいました。 小生の「ボストンバッグにチェロと酒」を読んでくださっている彼女は、当然、60周年記念コンサートのことも、CD・DVDを制作したこともご存知で、購入したいと思っていたそうです。 彼女には先ほど郵便局から送りました。 函館にお住いの洋子さんの娘さん、山口由香さんには一両日中に送ろうと思います。
中央は山口由香さん、右、簡 智恵子さん、 大船渡市長洞仮設住宅集会所 2012年11月下旬
さて、北海道のコロナウイルス感染ですが。 昨日、感染者がゼロだからといって油断禁物・油断大敵です。 はっちゃんの店「Lakura」 は、しばらく店を閉めることにしたそうです。 命の方が大事だからね、様子を見ながら再開を決めるよ・・って言っていました。 頑張れ はっちゃん! 開店したら飲みに行くぜ!
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東日本大震災復興支援のために 「じいたん子ども基金」を開設しました。
(2012年12月10日)
【東日本大震災支援 じいたん子ども基金】 代表 土田英順
北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660