<福島市内のこども食堂 ”いのせんひろば”>
- 2020/04/17
- 08:59
福島市内でこども食堂「いのせんひろば」を開催している、佐藤幸子さんが近況をお知らせくださいました。
昨年夏以降、「じいたん子ども基金」は、宮城県亘理郡山元町に水洗トイレ建屋建設支援を続けていましたので、こちらへの支援はご無沙汰していました。 無事に継続しているか心配していたのですが、メールを読むと順調に運営しているようでホッとしています。
コロナウイルス感染でチャリティコンサートが出来ず、支援は四苦八苦の状態ですが、たとえ少額でも支援を続けさせて頂きたいと思っています。
以下、佐藤さんからのメールをご紹介させていただきます。
土田英順様
こんばんは。メールいただきありがとうございました。
水洗トイレ完成してよかったですね。トイレがきれいなのは、気持ちがいいものです。
子ども食堂「いのせんひろば」は、毎週継続しております。
菜たねの家の引っ越しが終わりまして、新しい場所で開催しています。
英順さんのご支援で設置したエアコンも引っ越し先に持ってきましたので、今後、設置いたします。
新しい菜たねの家は広いですし、 表通りから、300メートルほど、住宅地に入っているので、車の通りもなく外に出て遊んでも安全です。
近くに川も流れていて、散歩をしたり、河川敷で遊ぶこともできます。
ボランティアの方も新たに1人加わっていただきましたので、
子どもたちが増えても大丈夫になりました。地域の方にも、気軽に立ち寄っていただける場所にしていきたいと思います。
新型コロナウイルスの影響で、子ども食堂を中止している団体もありますが、いのせんひろばは、
働くお母さんの支援として開催していますので、中止するわけにはいきません。
学校臨時休校に伴い、その対策として子ども食堂を臨時に開催する場合は、その経費を、赤い羽根募金で助成金を出してくれることになりましたので、いのせんひろばは、 春休み中に 3回増やして開催となりました。
18日~19日は、ご近所の方に来ていただけるようにと、内覧会を予定しています。
新しい菜たねの家でのいのせんひろばの写真、添付しますのでご覧下さい。
新型コロナウイルスは、放射能と同様、 見えない、匂おわない、感じないことの恐怖で、3.11をフラッシュバックさせることとなりました。
イベント等、ほとんどが中止になっていますので、ヘルパーステーションおはようの仕事も外出はキャンセルが多くなりました。
特に障がい者は、感染すると重症化することが多いので、心配です。
万が一ヘルパーの一人が感染したら、事業所として仕事が出来なくなる可能性もあります。
福島市も感染者が出ましたので、ヘルパーさんたちの間にも、不安が広がっています。
土田さんもお体に十分気を付けてお過ごしください。
☆ 佐藤幸子さんは、福島音楽堂小ホールで2回、福島駅至近の総合施設 「アオウゼ視聴覚室」 、縄文時代の遺跡、「宮畑遺跡・じょうもぴあ宮畑」 のエントランスホールなど、これまで計4回のチャリティコンサートを開催してくださいました。
彼女は開演前の挨拶の中で、小生が友人たちからのカンパだけで東北の復興支援活動を続けていることなどをお客さんに伝えてくださいます。
障がい者に心を寄せ支援活動を続けながら、昨年こども食堂を開設し、子どもたちの食材による被ばくを心配し、福島県外の食材を使っているそうです。
これからも応援を続けさせて頂こうと思います。
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東日本大震災復興支援のために 「じいたん子ども基金」を開設しました。
(2012年12月10日)
【東日本大震災支援 じいたん子ども基金】 代表 土田英順
北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660