<政策転換>
- 2020/04/19
- 10:25
5月16日に札幌市手稲区の「玄米ごはん カフェ JoJo」で開催が予定されていた、東日本大震災復興支援チャリティコンサート<463>は、中止にすることになりました。
全国各地で支援コンサートを9年間続けていて、春と秋に年2回開催してくださるのはここだけ。 グランドピアノがあり、30席で満席になるこじんまりとした素敵な空間で、小生は、ここでチェロが弾けるのが嬉しく、いつも楽しみにしていました。
店主のせっちゃん(山崎節子さん)は、震災などで被災した困っている人に心を寄せ、手を差し伸べる優しい素敵な女性です。
お話を伺うと、コロナウイルス感染で緊急事態宣言が出てから、来店客はめっきり減ったそうです。 息子さんとお二人で経営しているこの店ですが、今後は予約弁当やピザのテイクアウトを始めようかと、息子さんと相談しているそうです。
また、「予約制カフェレストラン・セレクトショップ Lakura」を経営するはっちゃん(鳥居はゆきさん)は、5月末まで一旦店を閉めることにしたそうです。
そんな時、国の新型コロナウイルス対策で、「減収世帯に対象を絞って30万円給付案」が「国民に一律1人10万円給付」に方針転換されました。
飲食店の経営も様々なのでしょうが、失礼ながら自転車操業の店も多いと聞いています。 小生のようにコロナウイルス感染に関係なく定収入がある年金受給者と、資金をやりくりして回転させ、かろうじて操業する不安定な経営者が、コロナで更なる打撃を受けている。
これを一緒くたにして国民に一律1人10万円給付というのは政策として正しいのでしょうか。 麻生大臣は手を挙げた者、要望があった者だけに給付するとおっしゃいます。 政策に賛成出来なければ手を挙げなければよい・・ということでしょうか。
しかし、そうすると手を挙げなかった人の10万円はどこにいき、どう使われるのかわかりません。
小生は手を挙げることにしました。 そしてその10万円は寿司屋さんの出前や、予約弁当、テイクアウトで活路を見いだそうと頑張る店のために使わせて頂こうと思います。