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<動画はいかが vol.Ⅳ 鳥の歌:カタルーニャ民謡>

20世紀最大最高のチェリスト、スペインの巨匠、パブロ・カザルス(1876-1973)が、1964年、ニュ ーヨークの国連の議場で平和を切に願って演奏した「カタルーニャ民謡・鳥の歌」は、その後、世界中のチェリストの重要なレパートリーとなりました。 


カザルスは、国連での演奏のほか、ケネディ大統領の時代、ワシントンのホワイトハウスでもピアニスト・ホルショフスキーと「鳥の歌」を演奏し、お集まりの方々に深い感銘を与えました。 小生はこの録音を、搭乗中の飛行機のBGMで偶然見つけ感動に浸りました。


平和なスペイン・カタルーニャ地方の鳥の声を模したという民謡の編曲は、カザルスによるものです。


小生は祈りのようなこの音楽を、東日本大震災復興支援チャリティコンサートでは、いつもコンサートの冒頭で弾き、平和を願いながら犠牲者のご冥福をお祈りしています。


          ・・・・・・   ・・・・・・   ・・・・・・


               小生の家の近くの散歩道


IMG_20200428_163259.jpg 


https://drive.google.com/open?id=1c9QCrEmVmR1rvJ0VZQm6mJYFYpOzZV5p

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プロフィール

土田英順

Author:土田英順
土田英順【つちだ えいじゅん】
音楽家・チェリスト。
日本フィル、新日本フィル、札幌交響楽団の首席チェロ奏者を歴任。
ボストン交響楽団およびボストンポップスでも演奏(1969〜1970)。現在ソリストとして活躍中。
全国各地、19都道府県での「東日本大震災復興支援チャリティ・コンサート」は486回を数え、震災後、東北には19回訪れ、被災地でのコンサートは101回に及ぶ。
(2023年4月末現在)
被災地に滞在中、大津波の犠牲となった女性のチェロに出会い、持ち主のご遺族と友人たちの思いによってボロボロになったチェロを譲り受け、蘇らせた。
チェロの音色が天国に届く事を願いながら、今日(こんにち)も被災したチェロを奏でる。
2014年12月「第17回まちかどのフィランソロピスト賞(社会貢献)」受賞。
2015年10月「札幌芸術賞」受賞。
被災したチェロを使って録音した CD「祈り」発売。
音楽人生をまとめた著書「チェロ弾き英順 音楽の人生(たび)」出版。
第6回 全国新聞社出版協議会 ふるさと自費出版大賞において優秀賞受賞。
2017年11月 ソロプチミスト日本財団より「千嘉代子賞」受賞。
2019年10月 デビュー60周年記念チェロリサイタルを開催。
2022年4月 札幌ユネスコ協会初代広報大使に就任。

2012年12月「東日本大震災支援 じいたん子ども基金」開設。
基金は被災地の方々のために使われている。
【北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660 口座名 東日本大震災支援 じいたん子ども基金 代表 土田英順】

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