<続・動画はいかが vol.Ⅰ 無伴奏チェロ組曲第1番よりプレリュード JSバッハ>
- 2020/05/17
- 18:02
昨秋札幌で開催しました、小生の「デビュー60周年記念チェロリサイタル」から、その演奏の1部を動画にして4月24日から6回にわたり、このブログでご紹介させていただきました。 コメント欄に感想をお寄せ下さいました皆さま、ありがとうございました。
第2弾として、その日演奏されたバッハの無伴奏チェロ組曲第1番を、プレリュード(前奏曲)から終曲ジーグまでを1曲ずつ6回に分けて動画を添付致しますので、お聴き頂きたく、よろしくお願いいたします。
無伴奏チェロ組曲は、過去にピエール・フルニエなど、数々の名演奏家の演奏に接する機会がありましたが、 驚愕的だったのはスイスに居を構え、ヨーロッパ各地を中心に活動を続けていた林峰雄さんが、北海道新聞社の「道新ホール」を会場に、一夜で全6曲を弾いたコンサートでした。
桐朋学園の後輩である彼のために、小生はリハーサルに立会い、ステージのどの位置で弾いたら音響的に1番よいかを彼にアドバイスしました。
本番ではその迫力に圧倒されました。 何と、1番から3番までを一気に弾きまくり、休憩後には4番から6番までを再び一気に弾いてしまったのです。 この難曲を完璧なテクニックで弾きまくり、音楽性がまた素晴らしく、小生は、感動よりも驚きで放心状態になってしまいました。
林峰雄さんの演奏には遠く足元にも及ばぬ不器用な小生の演奏ですが、60年の演奏歴を記念した82歳の時の演奏です。 まずはプレリュードをお聴きください。
また、お聴き頂きましたら、コメント欄に感想をお聞かせいただければ幸甚でございます。
https://drive.google.com/open?id=15WVG8Qop9dG1ZDBPF4Yn0jKK3K3ny41Q