<続・動画はいかが vol. Ⅳ 無伴奏チェロ組曲第1番よりサラバンド JSバッハ >
- 2020/05/23
- 09:19
バッハの無伴奏チェロ組曲第1番から、1曲ずつ動画でお楽しみ頂いております。 今回はその第4弾、サラバンドをお聴きください。 サラバンドは、17~18世紀にヨーロッパで流行した舞曲で、緩やかな4分の3拍子、または2分の3拍子で荘重な表情を持っています。(音楽之友社 新音楽辞典より)
バッハの無伴奏チェロ組曲は、第3番ハ長調を東京で36歳の時に初めて弾いた時も、その翌年、第1番ト長調を弾いた時も暗譜で弾きました。 札幌に来てからも、しばらくの間は暗譜で弾いていたのですが、だんだん暗譜演奏が不安に感じるようになりました。 間違えて、何が何だか分からなくなってしまったらどうしよう・・と。
そうなると、どうしても、間違えないように・・という消極的なおとなしい演奏になってしまいます。 長い間オーケストラと室内楽活動が中心だったので、楽譜を置いて演奏する習慣が身についてしまったのでしょう。 ステージで楽譜を置くのは精神安定剤のような効果ということでしょうか。
それでは、バッハの無伴奏チェロ組曲第1番からサラバンドをどうぞ。
https://drive.google.com/open?id=1_NcjRaHEaWgmS3yjMIonNlLDi_7dTSDj