<酪農家のご厚情>
- 2020/06/05
- 18:36
東日本大震災復興支援チャリティコンサートは、昨年の12月13日に福島県いわき市で開催して以来、新型コロナウイルス感染のため、未だに休業を余儀なくされています。
各地で予定されていたチャリティ公演は、8月の公演まで次々に中止になり、9月の苫小牧での公演や、10月の宮城県大崎市での公演実現に望みをつないでいる状況です。
そんな中、「じいたん子ども基金」の口座には、神奈川、埼玉にお住まいの知人や、札幌市内のご婦人、恵庭市の紳士などから、毎月変わらぬご厚情が振り込まれています。 また、余市の友人や、最近、道東から札幌市内に移転された友人、札幌市内にお住まいの友人からは、基金にご寄付のほか、活動を半年も休業しているのに、活動費等を振り込んだり郵送してくださったりしています。
友人らに深い感謝の念を抱いている中、先日、北海道の酪農家、Tさんから、お手紙を添えた温かなお志が届きました。
《英順さん、何度か、じいたんのチャリティコンサートに伺いました。 時々募金もさせてもらっています。・・中略・・》
《いつも、と言うか毎日牛乳を飲んでくれてありがとうございます。 毎日飲んでくれているお蔭で、コロナ騒動の中でも、私たち酪農家は今のところ捨てることなく牛乳を絞ることができて、牛さんたちも元気に暮らしています。》
《その感謝の気持ちをどう表せば良いか考えました。 そして”牛乳贈答券”を思いつきました。》
《 ”感謝と言うならチーズぐらい送れよ” とか ”アイスの方が良かった” とか ”現金じゃないんかい!” とか、いろいろ異論もあるでしょうが、とりあえずこの1枚が明日の一杯のお役に立てれば嬉しいです。 そして明日の一杯が全国の酪農家を応援する一杯になります。 (結局自分のためかいっ)》
牛乳贈答券のほかにはCDが・・
《ピアノとドラムのデュオです。 会って話してみると、高好感度の二人なので勝手に応援しています。 5月後半から北海道ツアーを予定していたのですが、例外なく中止となり、札幌芸術の森で録った新アルバムを先行発売しているところです。 是非じいたんにも聴いてほしいと思って送らせてもらいました。 よかったら朝食時にでも流してもらえると嬉しいです。》
演奏は「めぐたろう」、ピアノ・大谷 愛(めぐみ)さん、ドラム・中山健太郎さん、CDのタイトルは「Newselves」・・・朝食時にでも流して、と、Tさん、ジャズ風な音楽、ホント、爽やかでよろしいですぞ。
牛乳贈答券、CD新アルバム・・更に・・
《3つ目は募金です。 コンサートが出来ずに歯がゆい思いをされていると思いますが、頭上の嵐が過ぎるのを待ちつつ、牛乳でエネルギーを蓄えつつ(笑)、晴れる日を一緒に待ちましょう。 目の前でじいたんの音を堪能できる日を心待ちにしております。 違法と知りつつ現金を同封しました。・・後略・・》
全国各地、多くの皆さまのお志は心にしまいきれないほど大きく、今にもはちきれそうです。
幸せな人生です。 皆さん、ありがとう。