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<子ども食堂に備蓄米>

貧困世帯の子どもたち。 親が共働きで、1人で食事をせざるを得ない子どもたち。 

この子らに無料や安価で食事を提供する「こども食堂」が全国各地で運営されています。 

そこへ定められた日時に子どもらが集まることで、一緒に食べるだけでなく、宿題をやったり遊んだり居場所づくりにも一役買っています。


運営しているのはNPO法人や地域の人々。 

場所は個人の自宅だったり、公民館や集会所など、公の施設だったり様々です。

現在、北海道には110ヵ所以上あり、全国では昨年の6月の時点で3718ヵ所で行われています。(北海道新聞)


小生が支援しているのは、道内約110ヵ所のうちのひとつ、札幌市内の「こども食堂・ぽんぽこ」へ、毎月ささやかな気持ちだけのお金を、近くにお住いの知人に頼んで届けて貰っています。 

年配のご夫妻がお二人で経営している「札幌軒」という小さなラーメン屋さんですが、その娘さんが毎週、店の定休日、木曜日の夕方から子どもたちに声をかけ、食べさせ遊ばせています。


その娘さん、《うちの子も、いつ、この子たちのようになるかわかりません。 

だから自分が今できることをやっているのです。》


ほか、支援先は福島市の「いのせんひろば」と、須賀川市の「わらりら・ココヨリ」へ。 

東日本大震災の被災地であることから、ここへは皆さまからお預かりしているお金「じいたん子ども基金」から送金しています。


先日、須賀川市の「みんなの食堂、わらりら・ココヨリ」代表の熊田ひろみさんからお便りを頂きました。 

熊田さんは、活動の様子を頻繫にお知らせくださるのでありがたいことです。


        IMG_20200612_160428.jpg 


そしてニュースです。 

新型コロナウイルス感染拡大で外食での消費が落ち込み、米の余剰感が強まっているそうです。 

また、臨時休校期間中、給食が停止し、「こども食堂」のニーズが高まったと判断し、農林水産省が「こども食堂」に政府備蓄米を無償提供する方針を決めました。 

運営者が申し込めば、約1~2ヵ月後に各地の保管倉庫で引き渡せるそうです。 無償提供の問い合わせは農水省穀物課で受け付けています。(北海道新聞 6月13日夕刊 14日朝刊) 


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東日本大震災復興支援のために 「じいたん子ども基金」を開設しました。

(2012年12月10日)

【東日本大震災支援 じいたん子ども基金】 代表 土田英順

北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660  




 

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プロフィール

土田英順

Author:土田英順
土田英順【つちだ えいじゅん】
音楽家・チェリスト。
日本フィル、新日本フィル、札幌交響楽団の首席チェロ奏者を歴任。
ボストン交響楽団およびボストンポップスでも演奏(1969〜1970)。現在ソリストとして活躍中。
全国各地、19都道府県での「東日本大震災復興支援チャリティ・コンサート」は486回を数え、震災後、東北には19回訪れ、被災地でのコンサートは101回に及ぶ。
(2023年4月末現在)
被災地に滞在中、大津波の犠牲となった女性のチェロに出会い、持ち主のご遺族と友人たちの思いによってボロボロになったチェロを譲り受け、蘇らせた。
チェロの音色が天国に届く事を願いながら、今日(こんにち)も被災したチェロを奏でる。
2014年12月「第17回まちかどのフィランソロピスト賞(社会貢献)」受賞。
2015年10月「札幌芸術賞」受賞。
被災したチェロを使って録音した CD「祈り」発売。
音楽人生をまとめた著書「チェロ弾き英順 音楽の人生(たび)」出版。
第6回 全国新聞社出版協議会 ふるさと自費出版大賞において優秀賞受賞。
2017年11月 ソロプチミスト日本財団より「千嘉代子賞」受賞。
2019年10月 デビュー60周年記念チェロリサイタルを開催。
2022年4月 札幌ユネスコ協会初代広報大使に就任。

2012年12月「東日本大震災支援 じいたん子ども基金」開設。
基金は被災地の方々のために使われている。
【北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660 口座名 東日本大震災支援 じいたん子ども基金 代表 土田英順】

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