<続・福島の子どもたちの甲状腺がん検査費・治療費を応援したい>
- 2020/06/29
- 15:23
「3/11甲状腺がん子ども基金」の事務局長、脇さんからのお手紙によりますと、脇さんは、以前、札幌テレビ放送(STV)に6年ほど勤務していたことがあり、札幌交響楽団の大ファンだったそうです。
甲状腺がんの子どもたちの交流会や、活動を知らせるためのコンサートなども企画なさっているそうで、小生の力も貸してほしいとのこと、実現するのを楽しみにお待ちしたいと思います。
さて、東日本大震災による原発事故後に発症した子どもの甲状腺がんの確定数ですが、2019年5月までで168名、がんの疑いがある子ども43名を含めると211人に上っていまが、(北海道新聞より)お手紙では、昨秋の時点で福島県の発表で218名に増えています。
それでは、お送りくださった2018年度の活動報告書に載っている「療養費給付 手のひらサポート」を受けた若い人たちの感謝の声をご紹介しましょう。
(2019年度の活動報告書は、現在作成中で、お届けは8月頃になるとのことです。)
《ようやく手術をして1年が経ちました。 現在は、食事制限をしており、つらい時もありますが、目立たなくなってきた傷と共に前向きに生きていこうと思います。 この病気でたくさんの方々とかかわり、思いやりの心を学びました。 たくさんの方々に感謝します。ありがとうございました。》
《助けていただいてありがとうございます。 他にも私のように助かったと思っている方がたくさんいると思います。 本当に感謝をしています。 感謝を忘れずに不安に負けずに頑張ります。・・ 他の患者さんへ ー 病気になってしまい、今現在の状況、未来が不安だと思います。 10代で私も病気になったので、まだ不安は消えないです。 一緒に将来の不安に負けずに頑張りましょう。 一生に一度の人生、楽しみましょう。 》
1986年の旧ソ連チェルノブイリ原発事故では、放射性物質ヨウ素131の影響で周辺の子どもたちに甲状腺がんが多発しました。
2016年6月末の時点で、福島の子どもたちが、甲状腺がんと確定したのが135人、がんの疑いが39人、合わせて174人。 甲状腺の内視鏡手術の第一人者、清水一雄医師は、記者の174人というのは予想と比べてどうですか・・という問いに、《多いとは思います。 もともと小児の甲状腺がんは、100万人に数人と言われていました。 数字上多発しているのは間違いない。》 (北海道新聞より)
小生は、先日、「NPO法人 3/11甲状腺がん子ども基金」に、皆さまからお預かりしているお金、「じいたん子ども基金」から5万円を送金しました。
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東日本大震災復興支援のために 「じいたん子ども基金」を開設しました。
(2012年12月10日)
【東日本大震災支援 じいたん子ども基金】 代表 土田英順
北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660