<秋にチャリティコンサートの開催を申し出てくださった女性>
- 2020/07/08
- 16:42
2週間ほど前のことでした。 札幌市内でカフェを経営している女性からメールが着信しました。
メールによりますと、小生のファンが、とても素敵な押し花の額絵をたくさん寄付してくださったそうです。 売上は全て「じいたん子ども基金」に、とのことでした。 女性ファンは、小生のブログを読んで何かをしたい・・と思ったそうです。
そして。 9月にチャリティコンサートをどうでしょうか? コロナウイルスも暖かいうちは少し落ち着いているみたいなので。
カフェの女性と、押し花の額絵を寄付してくださった女性のご厚情にこたえたい。
そのカフェは約30席。
” 縮小してやりましょうか。 10人限定で2公演ではどうですか?” 彼女は嬉しそうに賛同してくれました。 そして、仲間たちに相談してみるとのこと。
しばらく返信がありませんでした。 どうしたんだろう。 結論がなかなか決まらないようでした。
《遅くなりました。 仲間のみんなは英順さんの身体を心配しています。 15人限定で1公演、全員がマスク着用、手指の消毒、窓を開け放す、客席は英順さんから距離を置く、おしゃべり用のマイクを用意する。 これでよろしかったらお願いします。》
申し訳ないことですが、2週間の間に小生の気持ちは変わっていました。 カフェの女性に返信しました。
”こちらから10人限定とか、2回開催とか、開催に向けて具体的に提案しておきながら、本当に申し訳ないのですが、今回は出演を辞退させて頂きたくお願い致します。”
”2週間の間に、小樽のカラオケで集団感染が起き、カラオケが好きな高齢の男性が感染して亡くなられたり、東京は5日続けて感染者が3桁(7月6日現在)になったり、首都圏の学校は臨時休校だそうです。”
”9月になれば、状況はよくなるのかも知れませんが、今の状況を考えると、コンサートを縮小しても、感染対策を徹底しても、お客さんを前にして音楽に集中してチェロを弾くことが難しいような気がしてきました。”
”また、お客さんも頭の片隅にコロナウイルス感染の不安を感じながら音楽を鑑賞しても、心から楽しむことができないのではないでしょうか。”
”申し訳ありません。 コロナウイルスが収束した暁には、是非ともコンサートをやらせてください。 残念の極みですが、今はまだ我慢の時。 みんなで一緒に頑張りましょう。 ごめんなさい。”
彼女からすぐに返信がありました。
《そうですね。 英順さんのおっしゃる通りです。 しばらくかかるかも知れませんが、コロナウイルスが落ち着いて、安心して音楽を楽しめるようになるまで待ちましょう。! それまで毎日体操して体力を蓄えていて下さいね。 私も店が潰れないように頑張ります。》
そのカフェは札幌市手稲区の手稲山山麓にある「玄米ご飯 カフェ じょじょ」、彼女とは経営者の山崎節子さん、「じょじょのせっちゃん」と呼ばれ、多くの人に慕われ、尊敬されている天使のような心の美しい女性です。
息子さんとお二人で店を切り盛りするせっちゃん、頑張れ!
☆ 雑穀、野菜料理を中心にしたオーガニック カフェ。
☆ 天然酵母ピザ、野菜中心のお弁当、玄米か白米を選べる店。
☆ 札幌市手稲区富丘5条4丁目18-6 ☎ 011-684-1040
じょじょさんをよろしくお願いいたします。
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東日本大震災復興支援のために 「じいたん子ども基金」を開設しました。
(2012年12月10日)
【東日本大震災支援 じいたん子ども基金】 代表 土田英順
北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660