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<ベートーベンの後期のチェロソナタ>

新型コロナウイルス感染対策で、予定より遅れて開幕したプロ野球。 開幕当初は無観客での開催でしたが、数日前から人数限定ですが観客を入れて試合を行なうようになりました。


大相撲7月場所は、場所を名古屋から東京の両国国技館に移し、入場者数を2千500人ぐらいに限定して開催することが決まりました。 4人用のマス席は1人使用になるそうです。


コンサートや演劇の公演も人数限定でボツボツと。


そんな中、小生は9月に開催のチャリティコンサートの依頼を札幌と苫小牧から受けながら、両方とも出演を辞退してしまいました。 判断が消極的だったか・・ 主催者の感染対策は十二分にご配慮があったし、折角のご厚意なのだから、出演を前向きに考えないといけなかったか・・ 主催してくださる方に申し訳なかったという思いが高まっています。


でも、もう済んでしまったこと。 熟慮の上で決めたことだから仕方がない。 落ち着いてきたら、晩秋にでも初冬にでも、チャリティコンサートの開催をあちこちにお願いしてみよう。 10月後半の富良野は大丈夫かも知れない。


そして年が明けたら、Lakuraへ行ってベートーベンの後期のソナタを、はっちゃんと合わせよう。 来年は東日本大震災10年の年。 やるぞ! チャリティコンサートを。 自主公演で3月6日に。 今年は2月からコンサートができないでいるけど、個人練習はずっと充実しているから大丈夫。 


自主公演で弾くソナタ第5番ニ長調は、特に第2楽章が大好きだ。 音楽が神がかっているな。 情緒豊かで感傷的だ。 冒頭の男声合唱風な主題。 表情がたっぷりな天国的な、のどかなメロディが続く。


天に向かって哀しげに訴えかけるような終盤が、これまた素晴らしい! 


自分が精神的に浄化した境地になれないと、こういう音楽は弾けないだろう。


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プロフィール

土田英順

Author:土田英順
土田英順【つちだ えいじゅん】
音楽家・チェリスト。
日本フィル、新日本フィル、札幌交響楽団の首席チェロ奏者を歴任。
ボストン交響楽団およびボストンポップスでも演奏(1969〜1970)。現在ソリストとして活躍中。
全国各地、19都道府県での「東日本大震災復興支援チャリティ・コンサート」は500回を数え、震災後、東北には21回訪れ、被災地でのコンサートは105回に及ぶ。
(2024年1月現在)
被災地に滞在中、大津波の犠牲となった女性のチェロに出会い、持ち主のご遺族と友人たちの思いによってボロボロになったチェロを譲り受け、蘇らせた。
チェロの音色が天国に届く事を願いながら、今日(こんにち)も被災したチェロを奏でる。
2014年12月「第17回まちかどのフィランソロピスト賞(社会貢献)」受賞。
2015年10月「札幌芸術賞」受賞。
被災したチェロを使って録音した CD「祈り」発売。
音楽人生をまとめた著書「チェロ弾き英順 音楽の人生(たび)」出版。
第6回 全国新聞社出版協議会 ふるさと自費出版大賞において優秀賞受賞。
2017年11月 ソロプチミスト日本財団より「千嘉代子賞」受賞。
2019年10月 デビュー60周年記念チェロリサイタルを開催。
2022年4月 札幌ユネスコ協会初代広報大使に就任。

2012年12月「東日本大震災支援 じいたん子ども基金」開設。
基金は被災地の方々のために使われている。
【北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660 口座名 東日本大震災支援 じいたん子ども基金 代表 土田英順】

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