<・・英順さんのチェロメロン・・>
- 2020/07/24
- 16:30
北海道メロンが美味しい季節になりました。 先日、ファンが苫小牧に近い安平町追分産のメロンと、旭川に近い雨竜町産のメロンをお送りくださいました。 嬉しいな! 箱から取り出してテーブルの上に置き、熟して食べ頃になるのを毎日楽しみに待っています。
東日本大震災の被災地支援を続けるチェリストは、2月11日以来、5ヵ月と13日、コロナ禍で仕方がないとは言え、やっているのは練習ばかり。 被災地支援には何の貢献もできずにいるのに、美味しそうなメロンを頂いて申し訳ないやら、でも嬉しいやら。 コロナウイルスの封じ込みに成功した暁には、これまで以上にモリモリ頑張るぞ! という気持ちになりました。
メロンと言えば思い出すのですが・・ もう10年以上も前になるでしょうか。
北海道磯谷郡蘭越町にお住まいの友人、金子一憲さんのアイディアで、同町で20年以上前からメロンを生産している「田中農園」が、❝ 英順さんのチェロメロン ❞ を生産することになりました。
ハウスの一角に置かれたCDプレイヤーから流れる音楽は、小生のCD、「初恋」。 収録されている音楽は甘いメロディばかり。 それを朝から晩まで聴いて育ったメロンを収穫してみると、ほかのメロンより大きくて甘く、本当に美味しいものでした。
収穫したメロンを手に、田中農園の奥さんと。 このハウス内にチェロの音が四六時中響いていたわけです。
チェロの音色を聴いて育ったメロンは、ほかのメロンより大きくて甘いメロンに育ちました。
金子さんは宣伝用のチラシも作りました。
小生もメッセージを載せました。
金子さん曰く、《人のやらないことをやろうと遊び心で始めた。 メロンのPRにもなれば。》
北海道新聞の地方版でもPRしてくれました。
蘭越町は、金子さんらが中心になって、小生が札幌交響楽団に在籍中から町の予算で毎年コンサートを開催して下さり、終演後はいつも大ご馳走になりました。 大ご馳走・温泉付きの演奏旅行でした。
英順ごときの名が、蘭越メロンのPRにお役に立てるならと、たくさんお世話になったご恩返しに、ひと肌脱ぎました。
最初の年は100個、翌年は200個生産しましたが、小生はメロンを買って、知人・友人らにあげちゃいました。 ❝ 英順さんのチェロメロン ❞ を目にした彼らは、びっくりしたり喜んだりでした。
メロンのお話はこれでオシマイ。