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<思案に暮れる東日本大震災10年のチャリティコンサート>

新型コロナウイルス感染が収まる気配がありません。 世の中全体、どこもかしこも大変で、小生が行なうチャリティコンサートなどは、どうなっても大したことではないのかもしれません。


新聞紙上で拝見する札幌市内のコンサート案内。 皆さん、大変だ。 演奏家も、前売りチケットを購入した人も、主催者・マネージャーも。


8月~9月にかけて予定されていたコンサートの1部ですが、中止又は延期、再延期も。 この状況が続くと再々延期もあるのかもしれません。 延期か再延期になると、全席払い戻し、再発売だそう。 再延期となった9月と10月に開催予定の二つのピアノリサイタルは、昼夜2公演になりました。 入場者を半分以下にするからでしょうか。


小生が企画した「東日本大震災10年」のチャリティコンサートは来年3月6日です。 まだ先だからとは言え、やはり心中落ち着きません。


11月になったら宣伝のためのチラシ印刷など準備を始めますから、10月末までに結論を決めないといけません。


目下思案中なり。 コロナウイルス感染が収束せず、今のような状態だとしたらどうしよう。 ホールの定員は216席だから入場者数は100人までとします。 しかし、これじゃ被災地へ送るお金どころじゃありません。 赤字です。


秋に延期するか。 でも秋になってもどうなっているのかわかりません。 じゃ、予定通りに3月6日に。 ホールは終日借りてあるから午後と夜、または土曜日だし午後2公演ではどうだろう。 ピアニスト・鳥居はゆきさんにも相談しなきゃ。


身体は大丈夫? やってみなきゃわかりません。 でもね、83歳、コロナウイルスと共にこのまま引退に追い込まれるなんて真っ平御免蒙ります。 前を向いて進んでいこう。


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東日本大震災復興支援のために 「じいたん子ども基金」を開設しました。

(2012年12月10日)

【東日本大震災支援 じいたん子ども基金】 代表 土田英順

北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660  






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プロフィール

土田英順

Author:土田英順
土田英順【つちだ えいじゅん】
音楽家・チェリスト。
日本フィル、新日本フィル、札幌交響楽団の首席チェロ奏者を歴任。
ボストン交響楽団およびボストンポップスでも演奏(1969〜1970)。現在ソリストとして活躍中。
全国各地、19都道府県での「東日本大震災復興支援チャリティ・コンサート」は486回を数え、震災後、東北には19回訪れ、被災地でのコンサートは101回に及ぶ。
(2023年4月末現在)
被災地に滞在中、大津波の犠牲となった女性のチェロに出会い、持ち主のご遺族と友人たちの思いによってボロボロになったチェロを譲り受け、蘇らせた。
チェロの音色が天国に届く事を願いながら、今日(こんにち)も被災したチェロを奏でる。
2014年12月「第17回まちかどのフィランソロピスト賞(社会貢献)」受賞。
2015年10月「札幌芸術賞」受賞。
被災したチェロを使って録音した CD「祈り」発売。
音楽人生をまとめた著書「チェロ弾き英順 音楽の人生(たび)」出版。
第6回 全国新聞社出版協議会 ふるさと自費出版大賞において優秀賞受賞。
2017年11月 ソロプチミスト日本財団より「千嘉代子賞」受賞。
2019年10月 デビュー60周年記念チェロリサイタルを開催。
2022年4月 札幌ユネスコ協会初代広報大使に就任。

2012年12月「東日本大震災支援 じいたん子ども基金」開設。
基金は被災地の方々のために使われている。
【北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660 口座名 東日本大震災支援 じいたん子ども基金 代表 土田英順】

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