<旅の酒>
- 2020/08/17
- 18:59
先日、宮城県亘理郡山元町の友、菊地慎一郎さんと電話で話しました。 小さな田舎町だからね、コロナウイルス感染、クラスターが起きたら困るし、主催した人間は何を言われるかわからんから、予定していたイベントは全部取り止めにしたよ・・とのことでした。
そう、それ正解だと思う、オレ、今年のチャリティコンサートは全部中止になった・・ 長いけどね、我慢の時はまだ続くと思っているよ・・ と言いました。
写真:山元町の「じいたんドーム」で。 鳥居はゆきさんのピアノ弾き語り。 2019年12月
「じいたんドーム」の建設も、KAWAIのクラビノーバも、皆さまからお預かりしているお金、「じいたん子ども基金」から寄付をさせて頂きました。
終演後は翌日の公演地、いわきへ移動して、はっちゃんと一杯やりました。
この小さな町では、東日本大震災後、6回もコンサートをやっているのに、一度も酒を飲んだことがありません。 わが友、菊地さんも、仲が良いおしゃべりなお坊さんも下戸だし、町にはホテルも旅館もないので、コンサートが終わると酒が飲める次の公演地へ移動するからです。
酒! 特に旅の酒はいいなぁ。 大体どの地域にも地酒がありますしね。 山元町でコンサートが終ったら、ある時は仙台へ、ある時は古川へ、福島へ行ったことも、いわきへ行って一杯やったこともあったなぁ。
初めての町で苦労するのは禁煙の店を見つけることです。 毒ガスのような煙草の悪臭の中で、酒や料理や会話を楽しめるもんじゃありません。 楽しいどころか苦痛ですもん。
その点、全面禁煙の店を容易く見つけることが出来たのは、福島駅西口と東口でした。
西口は東北新幹線口ですが、回転寿司と、とんかつ屋さんがよろしいですぞ。 居酒屋じゃなくても、吞兵衛の好みに合わせた居酒屋風のメニューがあればいいんです。
回転寿司屋さんの方は、吞兵衛のためなのでしょう、おいしい漬物がキュウリ、ニンジン、大根など数種類あります。 福島の漬物goodです。 福島の地酒をチビリチビリやりながら、漬物と、ガラスケースの中の旨そうな魚介ネタを刺身に切ってもらい、あとは枝豆か冷奴があればOKです。 仕上げに、わかめ汁か、鮭か白身の魚のあら汁をもらい、握り寿司を3~4個でできあがりです。
とんかつ屋さんに行っても、とんかつは食べません。 わかってるなぁ、この店のオーナーは。 とんかつ重や、エビ重のほかに、ひと口カツ、冷奴、枝豆、ちりめんじゃこおろし、さつま揚げなど、酒のつまみがメニューにあります。
仕上げは、ざるそば小モリで完璧です。
西口から地下道を歩いて東口へ行くと。 ここは在来線の改札口。
福島競馬開催中でした。 開催期間中はホテルがなかなかとれません。
禁煙の蕎麦屋さんを発見。 この蕎麦屋さん、夕食時になると、蕎麦屋が居酒屋風になります。 この店はもつの煮込みがよろしいようで。 牛タンもありますが、味は???
牛タンは「子牛の霜降り牛タン」が1番。 値段が少々高めですが、小生が知る限りでは仙台空港の牛タン屋さんで買うのが1番よろしいようです。 写真は霜降り牛タンではありませんが。
旅先で久しぶりに再会した友と飲む酒もよし、1人で気ままに飲み歩くのも楽しいものです。
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東日本大震災復興支援のために 「じいたん子ども基金」を開設しました。
(2012年12月10日)
【東日本大震災支援 じいたん子ども基金】 代表 土田英順
北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660