<今月の支援は恵まれない子どもたちに>
- 2020/08/23
- 18:45
8月もチャリティコンサートはなく、募金箱を置かせて頂く機会がありませんでした。 しかし、「じいたん子ども基金」の口座には、今月も心温まるご寄付が寄せられ、福島県内の恵まれない子どもたちのための「子ども食堂」2ヵ所と、東京電力福島第一原発事故後に多発している、子どもの甲状腺がんの検査、治療のサポート事業を行なっている「3/11甲状腺がん子ども基金」に、\20,000ずつ支援をさせて頂きました。
これまで支援を行なってきました、福島の子どもたちのための保養キャンプへの支援は、コロナウイルス感染収束の先が見えないため、この夏はどこの保養事業も中止しているので、支援はお休みさせて頂いています。
今月も支援させて頂いた福島市内の「子ども食堂・いのせんひろば」は、毎週火曜日に開催していますが、木曜日にも開催の要望があり、子どもたちを預かっているそうです。
おやつかな、子どもたちにたこ焼きが。
また、「いのせんひろば」を運営している佐藤幸子さんは、母子家庭で、お母さんが障がいを持っている方、白血病の治療を受けている方の家庭には、お弁当を作って配達しています。 子ども、障がい者、高齢者は無料ですので、福島市から補助金が支給されているとはいえ、運営は大変なことと拝察いたします。
時には子どもたちのためにこんな企画も。 SAYAN演奏会。
少ない支援金をやりくりし、無償で活動を行なっているご婦人方は偉いですね。 支援を続けさせて頂きたいと思います。
来年は震災10年になる東日本大震災は、大きな災害が各地で発生したり、コロナウイルス感染もあり、風化が進むばかりですが、福島第一原発事故後は子どもの甲状腺がんが多発し、その数は増加傾向にあります。
事故から9年以上になるのに、検査や治療のために、子どもの手を引いて病院へ行くお母さんたちの不安なお気持ちは如何ばかりかと心が痛みます。 「3/11甲状腺がん子ども基金」には支援の必要性を感じています。
今月の支援についてご報告させていただきました。 皆さまからのご寄付に心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。