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<じわり、動き出した支援活動>

じわりと動き出したぞ、チャリティコンサート活動が。 毎年お声がけ下さる、札幌市清田区里塚美しが丘地区センター。 昨年は11月に東日本大震災復興支援チャリティコンサート<453>を開催してくださいました。


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入場制限が緩和されたとは言え、北海道は連日一桁か、20人以下ですが、二桁の感染者が出ていますから油断はなりません。 今年は年末まで冬眠状態かと半ば諦めていましたが、嬉しい連絡がありました。


12月20日(日)の午後、里塚美しが丘地区センターで<463>を開催してくださるそうです。


そして。


昨日、苫小牧市のお坊さんからメールが着信しました。 チャリティコンサート開催・出演依頼のメールです。


お寺は苫小牧市内の「妙見寺」、お坊さんとは住職の末澤隆信さんです。 隆信さんは、役者として演劇の舞台に立ったこともあり、劇団の合宿稽古のためにお寺を役者さんたちに解放したり、芸術家の活動に協力的なお坊さんです。


本堂には、昭和初期の貴重なピアノを置き、コンサートも行なっています。 小生は、東日本大震災が起きた翌年からお声がけを頂き、今年の9月、コロナ感染防止のため中止になった以外は毎年出演させて頂いています。


開催日は来年9月5日(日)。 さぁ、何を弾こうかな・・ 鳥居はゆきさんに出演快諾を頂いたので、来年一緒に演奏予定の「ベートーベンのチェロソナタ第5番」を弾きたいところですが、何せピアノが昭和初期のもの。 難曲にピアノが耐えられないかもしれません。


隆信さんは、このコンサートでは初めての曲を弾くと喜びます。 ではお寺では弾いたことがない、昨年のデビュー60周年記念コンサートで弾いたブルッフの名曲、「コル二ドライ」はどうだろう。


「コル二ドライ」は古いヘブライの聖歌にもとづく幻想曲。 ヘブライの音楽とはユダヤの音楽。 お寺でユダヤの音楽。 隆信さん、何と言うだろう。


 

東日本大震災復興支援のために 「じいたん子ども基金」を開設しました。

(2012年12月10日)

【東日本大震災支援 じいたん子ども基金】 代表 土田英順

北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660  

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プロフィール

土田英順

Author:土田英順
土田英順【つちだ えいじゅん】
音楽家・チェリスト。
日本フィル、新日本フィル、札幌交響楽団の首席チェロ奏者を歴任。
ボストン交響楽団およびボストンポップスでも演奏(1969〜1970)。現在ソリストとして活躍中。
全国各地、19都道府県での「東日本大震災復興支援チャリティ・コンサート」は486回を数え、震災後、東北には19回訪れ、被災地でのコンサートは101回に及ぶ。
(2023年4月末現在)
被災地に滞在中、大津波の犠牲となった女性のチェロに出会い、持ち主のご遺族と友人たちの思いによってボロボロになったチェロを譲り受け、蘇らせた。
チェロの音色が天国に届く事を願いながら、今日(こんにち)も被災したチェロを奏でる。
2014年12月「第17回まちかどのフィランソロピスト賞(社会貢献)」受賞。
2015年10月「札幌芸術賞」受賞。
被災したチェロを使って録音した CD「祈り」発売。
音楽人生をまとめた著書「チェロ弾き英順 音楽の人生(たび)」出版。
第6回 全国新聞社出版協議会 ふるさと自費出版大賞において優秀賞受賞。
2017年11月 ソロプチミスト日本財団より「千嘉代子賞」受賞。
2019年10月 デビュー60周年記念チェロリサイタルを開催。
2022年4月 札幌ユネスコ協会初代広報大使に就任。

2012年12月「東日本大震災支援 じいたん子ども基金」開設。
基金は被災地の方々のために使われている。
【北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660 口座名 東日本大震災支援 じいたん子ども基金 代表 土田英順】

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