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美幌・網走へ演奏旅行 3 <美幌中学校の生徒たちに話したこと>

7月11日の朝、美幌中学校で行われたコンサート。 中学生の皆さんは、教育委員会のコンサート担当者が作成した解説付きのプログラムを持っていたので、演奏の合間にする話は音楽の話ではない方がいいだろうと思いました。 では何を話したらいいのかな・・


美幌町文化連盟による実行委員会の皆さまと、教育委員会の皆さまが、小生に与えてくださったこの機会。  教育委員会からは昨年に続いてのご厚志。 報いるためには美幌町の中学生諸君の将来のために心に残る話をしなければ。

小生は昨年9月6日に起きた、北海道胆振東部地震で被災した安平町、厚真町、むかわ町へお見舞い、激励のチェロを弾きに行った時のことを話しました。

厚真町 吉野地区 2019年2月2日




厚真町の災害ボランティアセンターに行くと、そこには全国各地から送られてきた激励の葉書や寄せ書きが壁に貼ってありました。


熊本県からも。 《負けるな北海道!  きっと復興するよ!》

DSCN4937,  

《熊本のビールと馬刺しは相性がいいよ!》


新潟県の小学校からの寄せ書きも。 ひらがなで。 がんばれ~! がんばって~ など励ましの言葉が。


” 人は震災で被災して家が壊されたりすると、仮設住宅に入居して不便な生活を送ることになる。 環境の変化や決して快適とはいえない生活が続いて心身のケアが急務になり、将来に不安を感じて引きこもってしまう人も少なくないんだよ。” 

” そういう時に寄せ書きなどの激励は心の良薬になるんだ。 君たちにはそういう支援が出来る。 支援とはお金を送ることだけじゃないんだ。 困っている人に寄り添う気持ちがあれば、中学生にだって支援はできるんだよ。 ”

” 皆さんには、思いやりのある、人の痛みがわかる人になってほしいです。”

美幌中学校の300名の生徒たちはチェロとピアノの音楽と、小生の話を熱心に聞いてくれました。

彼らの心にどう響いたでしょうか。

つづく。

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プロフィール

土田英順

Author:土田英順
土田英順【つちだ えいじゅん】
音楽家・チェリスト。
日本フィル、新日本フィル、札幌交響楽団の首席チェロ奏者を歴任。
ボストン交響楽団およびボストンポップスでも演奏(1969〜1970)。現在ソリストとして活躍中。
全国各地、19都道府県での「東日本大震災復興支援チャリティ・コンサート」は501回を数え、震災後、東北には22回訪れ、被災地でのコンサートは111回に及ぶ。
(2024年3月現在)
被災地に滞在中、大津波の犠牲となった女性のチェロに出会い、持ち主のご遺族と友人たちの思いによってボロボロになったチェロを譲り受け、蘇らせた。
チェロの音色が天国に届く事を願いながら、今日(こんにち)も被災したチェロを奏でる。
2014年12月「第17回まちかどのフィランソロピスト賞(社会貢献)」受賞。
2015年10月「札幌芸術賞」受賞。
被災したチェロを使って録音した CD「祈り」発売。
音楽人生をまとめた著書「チェロ弾き英順 音楽の人生(たび)」出版。
第6回 全国新聞社出版協議会 ふるさと自費出版大賞において優秀賞受賞。
2017年11月 ソロプチミスト日本財団より「千嘉代子賞」受賞。
2019年10月 デビュー60周年記念チェロリサイタルを開催。
2022年4月 札幌ユネスコ協会初代広報大使に就任。

2012年12月「東日本大震災支援 じいたん子ども基金」開設。
基金は被災地の方々のために使われている。
【北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660 口座名 東日本大震災支援 じいたん子ども基金 代表 土田英順】

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