明日(12月20日)の午後、1年ぶりの「東日本大震災復興支援チャリティコンサート」が札幌市内で行われます。 61年も音楽の世界に身を置いていて、1年間、1度もコンサートをやらかったことは記憶にありません。 練習に明け暮れたこの1年ですが、いい年をして、若かりし頃の新人音楽家の時のような胸の高鳴りを感じます。
一方で、来年3月7日に北海道有珠郡壮瞥町の「山美湖多目的ホール」で予定されていた、大震災復興支援チャリティ<465>は、新型コロナウイルス感染拡大で中止になりました。
壮瞥町は人口約2,400人の町。 洞爺湖の南東岸に面し、有珠山、昭和新山という火山のある町です。
隣接する自治体には、登別市、伊達市、洞爺湖町、白老町がありますが、そのうちの伊達市の特別養護老人ホームで、12月16日に入所者5人の感染が確認され、クラスターと認定されました。
この地域一体を、胆振地方と呼んでいますが、この管内でクラスターがあった翌日の17日に新規感染者が35人と最多を更新し、18日には26人が感染し3日連続の二桁となりました。
クラシックコンサート等のイベントは、国のガイドラインでは来年2月まで収容率100%が認められていますが、主催者は「山美湖ホール」での公演は250席のところ、125人まで、収容率50%で考えておられました。
慎重に計画していたのですが、小さな町で二桁の感染者が3日連続で出ることは大変なことなのでしょう。 中止は残念ですが、壮瞥町役場のコンサート担当者、14名の実行委員会の皆さまの結論を尊重したいと思います。
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東日本大震災復興支援のために 「じいたん子ども基金」を開設しました。
(2012年12月10日)
【東日本大震災支援 じいたん子ども基金】 代表 土田英順
北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660