<Lakuraのはっちゃんは大忙し>
- 2021/01/02
- 21:05
「1年の計は元旦にあり」・・新しい年になり、今年も昨日、元日から練習しました。 3月6日に札幌市内のホールで開催する「東日本大震災10年」のコンサートまでおよそ2ヵ月。 共演して下さるピアニストのはっちゃん(鳥居はゆきさん)は、予約制のカフェレストランと、主に衣類等を販売しているセレクトショップ、「Lakura」の経営者です。
店は予約が途絶えることなく、年末も年始も休みなしの大忙しの彼女。 元日は休みにするんだろうと思っていたので、店に行き、3月6日に弾くベートーベンやシューマンを合わせてもらおうと思っていました。
ところがどっこい、はっちゃんは年末年始は1日たりとも休みなしの働きづめ。 リハーサルは15日以降にお願いっ、て言われちゃいました。
彼女とは、昨年2月11日に店の小さなパーティでチェロを弾いて以来、会っていないんですが、 Lineでやりとりしているので疎遠になっているわけではありません。
4~5日返信がないと、ん? 過労か・・と、気になりますが、コロナ禍のこの時期、困窮している飲食店が多い中、店が繫盛して多忙なのはよいことなのだ・・と思っていると、「じいた~ん、ごめ~ん、このところ息する暇もなくて。」 と、返信がきます。
しかし、そんなに忙しくてピアノの練習はできるのか。 彼女にとってベートーベンのチェロソナタもシューマンも初体験です。 特にベートーベンは後期の作品で、フーガはテクニックが難しく、緩徐楽章は奥が深くて音楽が難しい。 生半可な練習じゃ弾けないぞ、と、これまた心配になります。
小生の心中を察してかLineあり。 Lakuraの名物料理、ビーフシチューを煮込んでいる間にピアノの練習をしている・・ 練習が深夜になる時は、店が築102年の古い蔵で深夜は寒い・・ ストーブをガンガン焚くとひどく乾燥する・・ 「電子ピアノを買って家でイヤホンをつけながら深夜弾く生活です。 トホホ」 だそうです。
頑張っているなぁ~ 1年ぐらい前、このコンサートの出演依頼した時、こんなに難しい曲だと辞退するかもしれないと心配でしたが。
彼女の返信は「勉強したい」でした。
きのう、その彼女からLakuraの名物料理のひとつ、「ビーフシチュー」が冷凍で届きました。 フランスの赤ワインとクロワッサンも。 「化学調味料も入っていない、野菜とハーブと赤ワインだけで作ったんだよ。 薪ストーブの上でね。」
ホントのホント美味い! これ以上の正月のサパーはない! 年男の新年のスタートは最高のスタートになりました。 今年は素晴らしい年になりそうだ! はっちゃん、ありがとう!
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東日本大震災復興支援のために 「じいたん子ども基金」を開設しました。
(2012年12月10日)
【東日本大震災支援 じいたん子ども基金】 代表 土田英順
北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660