<チェロのケースの中は湿度が20%UP>
- 2021/01/06
- 21:21
拙宅に3台あった加湿器は、3台とも壊れてしまい、チェロを守らなければならない小生は、室内が低湿度のままで困っていました。 今朝起きて、寝室の壁に掛けてある湿度計を見ると、湿度は22%しかありませんでした。 心配になってチェロのケースを開けると、ケースの中に置いてある湿度計は43%になっていてホッとしました。 「弦楽器湿度調節剤」をケースの中に置いたのが、効果てきめんだったというわけです。
ケースを開けた時、乾燥でチェロの調弦用の糸巻きが戻ってしまい、弦がたるんでしまっているのを見ると、チェロが可哀想でなりません。 43%は、やや低めですが、これならチェロは大丈夫でしょう。
防虫剤入りのヤマハの湿度調節剤は、プラスティック袋に6袋入っていて¥1,000です。 袋の中の最高級の特殊シリカゲル(乾燥剤に使う白い粒)が空気中の湿気を吸水したり、吸着した水分を徐々に放出したりして一定の湿度を保ちます。 チェロの状態を良好な状態にしておくには、ケース内に2~3袋入れておけばよさそうです。
この袋の中に最高級の特殊シリカゲルが入っています。 楽器本体に触れないようにして、ケースの中に収納します。
有効期間は、温度、湿度、ケースの開閉頻度によって多少異なるのでしょうが、約6ヵ月ぐらいで新しい袋と取り換えればよいそうです。
冬場に弦楽器の修理工房へ行くと、接着面が剥がれたり、板がゆがんだり、中には板にひびが入って修理を待っているヴァイオリンやチェロ、コントラバス数台が置かれているのを目にします。
弦楽器奏者の皆さんには、「弦楽器湿度調節剤」をお求めになって、ケース内に置くことをお勧めします。
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東日本大震災復興支援のために 「じいたん子ども基金」を開設しました。
(2012年12月10日)
【東日本大震災支援 じいたん子ども基金】 代表 土田英順
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