<真冬の散歩>
- 2021/01/09
- 21:37
今日も練習後、マイナス気温の中を歩きました。 6912歩。 このところ連日、最高気温でもマイナス気温ですから、北海道の冬は厳しいです。 でも寒くても歩かなきゃ。 小生にとって散歩をすることは、チェロの練習と同じぐらい必要不可欠なことだと思うんです。 お金をいただいて、人さまの前で楽器を鳴らすことは、精神労働であり肉体労働でもあります。
当然ながら必要なのは体力です。 いくら練習を充分に積んでいても、本番のステージで演奏の途中、疲労を感じてしまったら思うような演奏ができません。 毎日の体力づくりは欠かせないのです。
好天の春秋。 スニーカーで足取り軽くスタコラ歩くのは如何にも健康的で、体力の維持に良さそうです。 夏は北海道といえども暑い日が多いですから、30分ぐらい歩いたらひと休みして、水分補給を。
散歩・・・辞書を引いてみました。 「気分転換や健康のためにぶらぶら歩くこと」、とありました。
北海道の冬の散歩はどうでしょう。 のんびりぶらぶら歩くような状況ではありません。 スニーカーでは雪道は歩けませんし。 靴の裏に滑り止めのギザギザがついた国産の冬靴を履いても、これまで何度滑って転んだことか。 曲がり角が危ないんです。 車が徐行しブレーキをかけるから、雪は固まって氷のようになります。 アイスバーンです。
足を取られたら、ひっくり返るのは一瞬です。 あっ、と思ったら転んでる。 小生、氷の道路に打ちつけられた時、無意識に両手共、手のひらを広げて地面につけるのは、職業柄、本能的に手指を守ろうとするからでしょうか。 転んだら骨折や捻挫はよくあることなのに、怪我をしたことがないのです。
2年前、友らがお金を出し合って、誕生祝いにスェーデン製のスパイクシューズをプレゼントしてくれました。 それ以後、冬道はその靴を履いて歩いています。
ゴムの質やスパイクが効果的なのでしょう、滑ったことがありません。
大雪の後は歩道がなくなるので、車道を歩きます。 車がきたら端に寄って立ち止まり、じっとしています。 運転手さんは、小生に注意を払いながら徐行してくれます。
除雪して歩道ができても、最初のうちは幅が狭く一人しか通れません。 向こうから人が来ると、どちらかが雪の中によけないとすれ違いができません。 小生は、いつも膝上ぐらいまである雪の中に足を突っ込んで道を譲ります。 すれ違う時、相手は「ありがとう」と言ってくれます。
ちっちゃなちっちゃな親切だけど、「ありがとう」と言ってくれるって嬉しいもんですよ。
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東日本大震災復興支援のために 「じいたん子ども基金」を開設しました。
(2012年12月10日)
【東日本大震災支援 じいたん子ども基金】 代表 土田英順
北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660