東日本大震災が起きた2011年の秋、Kさんからメールが着信しました。 札幌にお住まいのKさんは、3日間休暇を取って上京し、国会議事堂前で行われた、原発反対の座り込みデモに参加しました。 彼女は福島からデモに参加した人たちと一緒に原発反対を訴え、終了後、彼らと一緒に福島へ行きました。
放射能汚染は、福島市内の各所でも広がり、その中で子どもがたちが無邪気に遊ぶ姿に接し、将来、子どもに被ばくの症状が出た時のことを思い涙がこぼれたそうです。
小生が支援チャリティ活動を続けていることを知っていた彼女は、募金の半分でもよい、無理なら一割でも二割でも・・ 子どもたちのために「福島市民放射能測定所・・(ふくしま30年プロジェクトに改称)」に寄付をしていただけないか・・ という趣旨のメールだったと記憶しています。
自らの手で放射能測定を行ない、情報を公開、共有するこの団体ですが、放射能を精密に測定するための「ゲルマニウム半導体検出器」が、2014年秋から動作不安定になっていたところ、12月上旬についに故障してしまいました。
故障の原因が根深いため、修理には製造元のアメリカに戻さなければならないことがわかりましたが、幸い代理店の好意で代替機を貸してもらい、そのゲルマを使用して測定を継続してきました。 しかし、今年2月13日に起きた震度6弱(福島市)の地震で代替機も悪化したため、中古の「ゲルマニウム半導体検出器」を購入することにしました。
整備費や運搬費を含めて100万円。 小生は先日、皆さまからお預かりしたお金、「じいたん子ども基金」から5万円を送金しました。
「ゲルマ購入のための寄付案内」
期間:2021年3月9日~31日 目標:100万円
振込先:ゆうちょ銀行 記号:18270 番号:30515131
口座名義:トクヒ)フクシマサンジュウネンプロジェクト
よろしくお願いいたします。
☆☆ 3月11日に札幌市内の小劇場で行われた「東日本大震災復興支援・無観客チャリティコンサート」の動画を配信中です。
・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・
東日本大震災復興支援のために 「じいたん子ども基金」を開設しました。
(2012年12月10日)
【東日本大震災支援 じいたん子ども基金】 代表 土田英順
北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660