「認定NPO法人 ふくしま30年プロジェクト 理事長」の佐原真紀さんは、小生が福島でチャリティコンサートを行うと、主催者が他の主催者であっても、コンサート会場にきてCD販売の手伝いや、後片付けをして下さいます。
また、二本松市でのチャリティコンサートでは、会場となった道の駅への送迎や、原発から9kmの大熊町にある原発で働く人たちのための給食センターへ、見学のため案内して下さった親切な方です。
東日本大震災復興支援チャリティコンサート<306> 福島県二本松市の道の駅 東和会議室
2016年4月29日
東京電力福島第一原子力発電所の事故後、環境中に放出された放射能物質。 それを測定するためのゲルマニウム半導体検出器が故障し、新たに中古のゲルマを購入することになった「NPO法人ふくしま30年プロジェクト」
「ゲルマニウム半導体検出器購入のための寄付のお願い」・・のご案内を頂き、先月、5万円を「じいたん子ども基金」から送金したところ、佐原さんからお手紙を頂きました。
「・・・前略・・・ 2020年度、ふくしま30年プロジェクトでは、山菜や野生キノコをヤフオクやメルカリで購入し測定しました。 その結果、食品の基準値、1kgあたり100ベクレルを超えるものが多数見つかり、それらを随時、福島市保健所に通報していきました。」
「通報により行政が対処した一例として、11月9日付で宮城県が気仙沼市へ出した出荷自粛要請があります。 また、厚労省は、10月19日付でオークションサイトやフリマサイトで、農産物を販売するユーザーや運営会社に対して、出荷規制のかかった食品の出品についての注意喚起をサイトに掲載し通達しました。 ・・・中略・・・ 放射能を精密に測定するためのゲルマニウム半導体検出器があればこそでした。」
風化が進み、世間一般の関心が低くなっても、放射能物質がなくなるわけではないのですね。 今回のことは東京新聞、朝日新聞で報道されたそうです。
お手紙の最後に。
「幾多の災害がある中で、私どもの活動を支えて下さっている貴基金からのご支援は、スタッフ一同深く感謝しており、言葉を尽くしても伝えきれません。 貴基金のご期待に沿うことができますよう、弊法人の事業において益々前進できるよう、お志を使わせていただく所存でございます。」
※ 3月11日に札幌市内の小劇場で行われた「東日本大震災復興支援 無観客チャリティコンサート・464」の動画を配信中です。 配信は4月13日に終了予定でしたが、現在も視聴者数が多いため、5月13日まで1ヵ月延長することにしました。
・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・
東日本大震災復興支援のために 「じいたん子ども基金」を開設しました。
(2012年12月10日)
【東日本大震災支援 じいたん子ども基金】 代表 土田英順
北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660