地球儀を見ていると、日本は小っちゃな国だなぁ、と思ってしまいます。 ある年の12月に沖縄県久米島へ行きました。 福島の子どもたちのための保養キャンプを、国内で唯一、通年で開催している施設、「球美の里(くみのさと)」へ行くために。 出発の日、札幌は雪が降っていました。 新千歳空港→羽田→沖縄→久米島。 飛行機を2回乗り継ぎましたが、沖縄からはプロペラの小型機で。 沖縄→久米島は飛行30分。
※ 久米島の福島の子どもたちのための保養キャンプ施設、「球美の里」。 一組の保養キャンプが終わり、次のグループと入れ替えの時に行ったので、子どもたちには会えませんでした。
※ 事務局長さんと。
北海道を出るときは雪が降っていたのに、久米島は初夏の暖かさ。 小さな港から「はての浜」へ。 ボートで20分、途中、大きな海亀が泳いでいるのに出会うこともあるそうです。 サンゴでできた白砂だけの島「はての浜」、そこでは若者たちが浜で遊んでいました。 同じ日本なのに冬と夏。 その時は、日本って何と広いんだろう、と思いました。
※ 久米島の「はての浜」へ行く船着き場。
※ ボートは「はての浜」に着きました。 白砂だけで木一本ない島。 遠くにある緑は別の島です。
※ 猛スピードのモーターボートに引っ張ってもらい、上空に舞い上がるスリル満点の遊び。 舞い上がっているのは小生ではありません。 どこかの若者です。
さてと・・・ 札幌にも春が来た! Spring has come !
とは言え、4月になってもまだまだ寒い、今日この頃の北海道。 でも道路に残っていた雪はなくなり、スニーカーで歩けるようになると、散歩は軽やかな気分で楽しめます。
真冬の寒さの中、道路に雪が積もっていても、凍っていても、小雪がちらついていても、誕生祝いに友らがお金を出し合ってプレゼントしてくれた、スエーデン製のスパイクシューズを履いて歩きますが。 寒い中、ホントはそんなことしたくないんです。 練習が終わってホッとしたら、20℃を少し超えたぐらいの暖かい部屋でくつろぎたいですが、毎日そんな生活をしていたら、身体がなまってしまい、体力がどんどん落ちていくのでしょう。 チェロとサヨナラするのは、なるべく先の方にしたいんです。 体力の下降線が緩やかになってほしいからマイナス気温の中でも歩くんです。
それでも体力は落ちてきたなぁ。 毎日7千歩~8千歩歩くのを目標にしていましたが、最近は4千歩~5千歩に減りました。 それに張り切って早足で歩くと息切れがするんです。 登り坂なんか特にね。 そりゃそうだ。 84歳だもの。 毎日4千~5千歩も歩けて、チェロが弾けることをありがたいと思わなきゃ。
拙宅付近は登り坂あり下り坂ありで、緩やかですが復路は登り坂。 息切れしたら途中で立ち止まって休み、深呼吸してちょいとスマホのニュースを覗き、また歩く。
やっぱりトシだなぁって思います。 でもね、歩いて疲労を感じたり息切れすることがあっても、本番でチェロを弾いていて疲労を全く感じないのは何故だろう。 音楽って不思議な力を持っているんだなぁ。
毎日よく眠れることも有難きこと。 8時間ぐらい眠ります。 ん? 寝過ぎ? かもね。 春だ! 「春眠暁を覚えず」だ。
※ 3月11日に札幌市内の小劇場で行われた「東日本大震災復興支援 無観客チャリティコンサート・464」の動画を配信中です。 配信は4月13日に終了予定でしたが、視聴回数が伸びているので5月13日まで1ヵ月延長することにしました。
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東日本大震災復興支援のために 「じいたん子ども基金」を開設しました。
(2012年12月10日)
【東日本大震災支援 じいたん子ども基金】 代表 土田英順
北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660