福島市と隣接する伊達市。 伊達市霊山町(りょうぜん)小国地区は自然豊かな集落です。 小生は福島を訪れると、学校の都合と合う時は、小国の子どもたちのためにチェロを弾きに小学校へ行くことにしています。
※ 後方の岩山は霊山。 山の名が町名になっています。
ある日のこと小国小学校へ行き、演奏前に誰もいない音楽室で基本練習をしていると、廊下を掃除していた女子児童がチェロの音を聴きつけ、ドアを少しだけ開けて興味深そうにこちらを覗き見しました。
小生は、基本練習を止めて、その子に「どんぐりころころ」を弾くと、その子は掃除の手を休めて嬉しそうに曲の最後まで聴いていました。 「みんなが集まったら、後でもう一度弾いてあげるからね」と言うと、ニッコリして「うん」と、頷きドアを閉めました。 可愛かったなぁ。
コンサートが終わり花束贈呈。
前回(一昨日)のブログの続きで、小国小学校6年生5名から届いた手紙をご紹介させていただきます。
T君から。
A君から。
Y君から。
G君から。
Uちゃんから。
子どもは絵を描くことと、楽器を鳴らして遊ぶことが好きですね。 音楽を聴くのも好きなようです。 小中学校へ行ってチェロを弾く時は、子どもたちは授業時間に「音楽鑑賞」として聴くのですが、話を交えながらクラシックの名曲と、童謡など子どもがよく知っている曲を弾くと、子どもたちは45分間興味深そうに聴いてくれます。 絵と音楽の次に好きなのは読書でしょうか。 小生は子どもの頃、「フランダースの犬」や、「巌窟王」「レ・ミゼラブル」「三銃士」「母を尋ねて三千里」など「世界名作物語」を夢中で読みました。 読書に親しみ、心身ともに成長してほしいですね。
※ 3月11日に札幌市内の小劇場で行われた「東日本大震災復興支援 無観客チャリティコンサート・464」の動画を配信中です。 配信は4月13日に終了予定でしたが、視聴回数が伸びているので5月13日まで1ヵ月延長することにしました。
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東日本大震災復興支援のために 「じいたん子ども基金」を開設しました。
(2012年12月10日)
【東日本大震災支援 じいたん子ども基金】 代表 土田英順
北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660