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福島の親子保養合宿 1 <南富良野町金山湖で>

「富良野チャリティウォーク実行委員会」 が主催する 「福島の親子のための保養合宿 (保養キャンプ)」 が8月1日から北海道空知郡南富良野町金山湖畔にある 「スポーツ研修センター」 で行われています。  (8月1日~9日まで、往路復路フエリー2泊を含む)

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湖畔にはテント500張が可能な自由な敷地があり、800台の駐車場が完備しています。

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野外ステージも。


自然環境が抜群によい上、 「スポーツ研修センター」 は宿泊・自炊が可能で、目と鼻の先には お風呂屋さんがあり、保養のために福島の親子をお招きする場所として、最適な場所なのではないか思います。

小生は、8月3日に保養合宿所へ行き、福島から合宿に参加している親子のためにチェロを弾きました。


この日、拙宅最寄りのJR駅、新札幌駅で、10:34発の帯広行特急列車に乗り、占冠駅 (しむかっぷ)で下車すると、主催者 「富良野チャリティウォーク実行委員会」 の吉田さんがホームで出迎えてくださいました。

特急列車が停車する駅ですが、駅には私服の駅員さんが1人いるだけです。
私服のご婦人の駅員さんは、お花に水をあげていました。 特急列車が停車する駅とはいえ、地方の村の駅。 のんびりした光景です。


村の古い駅にはエレベーターもエスカレーターもありません。 お迎えの吉田さんがバッグを持ってくださるお気持ちが嬉しく助かります。


さて、美しいラベンダー畑で全国に知られる富良野市は、北海道の中心にある町なので、 「北海道のヘソ」 と呼ばれる町ですが、上富良野町と中富良野町、南富良野町はそれぞれが独立して行政を行なっている町です。

この三つの町は空知郡上富良野町、空知郡中富良野町、空知郡南富良野町で、富良野市ではありません。

およその人口ですが、金山湖がある南富良野町が2,500人、中富良野町、5,000人、上富良野町、10,000人、富良野市、20,000となっていて2倍~2倍~2倍となっています。

金山湖は人造湖。 富良野地区の水がめにもなっているのでしょうが、発電所があり、昨年9月、胆振東部地震で北海道が全域がブラックアウトになった時も1時間ぐらいで富良野地区全域に送電出来たそうです。


つづく。

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プロフィール

土田英順

Author:土田英順
土田英順【つちだ えいじゅん】
音楽家・チェリスト。
日本フィル、新日本フィル、札幌交響楽団の首席チェロ奏者を歴任。
ボストン交響楽団およびボストンポップスでも演奏(1969〜1970)。現在ソリストとして活躍中。
全国各地、19都道府県での「東日本大震災復興支援チャリティ・コンサート」は486回を数え、震災後、東北には19回訪れ、被災地でのコンサートは101回に及ぶ。
(2023年4月末現在)
被災地に滞在中、大津波の犠牲となった女性のチェロに出会い、持ち主のご遺族と友人たちの思いによってボロボロになったチェロを譲り受け、蘇らせた。
チェロの音色が天国に届く事を願いながら、今日(こんにち)も被災したチェロを奏でる。
2014年12月「第17回まちかどのフィランソロピスト賞(社会貢献)」受賞。
2015年10月「札幌芸術賞」受賞。
被災したチェロを使って録音した CD「祈り」発売。
音楽人生をまとめた著書「チェロ弾き英順 音楽の人生(たび)」出版。
第6回 全国新聞社出版協議会 ふるさと自費出版大賞において優秀賞受賞。
2017年11月 ソロプチミスト日本財団より「千嘉代子賞」受賞。
2019年10月 デビュー60周年記念チェロリサイタルを開催。
2022年4月 札幌ユネスコ協会初代広報大使に就任。

2012年12月「東日本大震災支援 じいたん子ども基金」開設。
基金は被災地の方々のために使われている。
【北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660 口座名 東日本大震災支援 じいたん子ども基金 代表 土田英順】

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