茨城県土浦市の「めぐみ教会礼拝堂」でのチェロコンサートまで、あと1ヵ月になりました。(11月13日開催) 本州でのコンサートは、2019年12月の宮城県白石市、山元町、福島県いわき市、3市町の演奏旅行以来、実に1年11ヵ月ぶりになります。 コロナ禍で東北各地も、関東も東海も関西も、予定されていたコンサートは、すべて中止になってしまいましたから。
今回は1泊2日の小さな演奏の旅ですが、久しぶりにチェロを持っての飛行機移動。 こういう時のために毎日ウォーキングで足腰が衰えないように頑張っているのですが。
小生、もう若くないんだからパソコンの持参はやめて、なるべく荷物は少なくして身体の負担を軽くしよう。 9.2㎏のチェロを持って歩くのはしんどいから、歩かねばならないところをなるべく少なくして、自宅→空港はタクシーを利用しよう。
以前(2018年)、札幌を出て本州へ渡り、札幌に帰るまで18日間の演奏の旅がありました。 最初の公演地が宮城県大崎市古川でしたが、自宅から新千歳空港までタクシーで行き、その後どこへも寄らずに古川駅前のホテルに直行しました。 古川到着時にスマホを見ると、歩行数は3,000歩になっていました。
タクシーで新千歳空港到着後、搭乗手続きなどで広い空港内を機内に着席するまであちこち歩き、仙台空港に到着すれば電車に乗り換えるために歩き、仙台駅では新幹線に乗り換えで歩く。 これで3.000歩になってしまうんです。
さてコンサートですが。 楽しみなのは桐朋音大の後輩たちとの共演です。 ピアノの共演者は荒井玲奈さん。 ご挨拶が遅れて申し訳ありませんって、メールをいただきました。 彼女は現在、桐朋学園大学修士課程1年生だそうです。
メールには、チェロの伴奏は初めてです、ピアソラも初めてですが、精一杯頑張りますってありました。 そして、小生が3月11日に収録して、現在も配信中の動画を視聴して参考にしているとのこと。 動画には今回のプログラムにあるピアソラの「ブエノスアイレスの四季」が収録されていないので、小生は、四季が収録されたCD・DVDと、自著、「チェロ弾き英順 音楽の人生(たび)」を彼女に送りました。
※ 「ブエノスアイレスの四季」より「冬」の冒頭部分 チェロパート
彼女は大学の修士課程1年生ですから、22歳? 23歳? 何と小生とは年齢差が60歳以上。 若きピアニストはどんなピアノを弾いてくれるのか楽しみが膨らみます。
リクエストでシューベルトの名曲、ピアノクインテット、鱒の第4楽章の演奏も。
※ 鱒の第4楽章の1部分 スコア
ヴァイオリンは内山恭子さん、ヴィオラは桐朋音大10期生の清水悦子さんがお弾きになりますが、女流音楽家たちの演奏に圧倒されないように頑張らないと。 頑張るとは言っても、ステージで出来る事は毎日コツコツ練習したことだけ。 集中して一生懸命弾くだけです。 集中できるのは練習しているから。 練習が1番大事なことは言うまでもありません。
いっときウォーキングの最中に足腰の衰えを感じたり、緩やかな登り坂でも息切れした時期がありました。 不思議なのは、このことは誰も知らないことなのに、友から「元祖もろみ酢」が送られてきたんです。 筋肉強化・体力作りに飲んでみてって。 神様が友に知らせたんだろうか。 東北の被災地に支援を続ける北海道のチェロ弾きに、もろみ酢を送りなさいって。 支援ができなくなったら、東北の被災地で大勢の子どもたちが困るからって。
飲み始めたのは7月28日。 2ヵ月半になります。 高齢ですから、足取り軽くスイスイ歩く、というわけにはいきませんが、足腰が以前よりはしっかりしてきて、息切れがしなくなりました。
”天道 我を見捨てず” 天の神々に感謝! 友にも感謝!
※ 3月11日に、札幌市内にある北海道演劇財団所有の小劇場「シアターZOO」で行われた「第464回 東日本大震災復興支援 無観客チャリティコンサート」の動画を配信中です。
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東日本大震災復興支援のために 「じいたん子ども基金」を開設しました。
(2012年12月10日)
【東日本大震災支援 じいたん子ども基金】 代表 土田英順
北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660