11月8日に動画制作第2弾の収録を行いました。 北海道演劇財団付属劇団、「札幌座」の若い女優さん、熊さんが朝10時に拙宅に迎えに来てくださいました。 演劇財団理事長、演出家、役者を兼務する斎藤歩さんと、劇団の役者さん3名の協力で実現した動画収録第2弾。 彼等のご厚情に、感謝の気持ちと感激で、心がはちきれそうです。
歩さんと役者さんらは、小生が家を出る同時刻に、「Lakura」で制作・収録のための仕込みを始めて、小生が到着したらすぐにリハーサルが始められるようにしてくださいました。
ベートーベンの悲愴ソナタの第2楽章、グノーのアヴェマリア、ラフマニノフのヴォカリーズ、ピアソラのオブリビオンとリベルタンゴ。 リハーサルは流れるように続き、最後の鳥居はゆきさんの歌と小生のオブリガート、竹内まりあさんの「いのちのうた」まで11曲を続けて弾き、リハーサルは順調に終了しました。
斎藤歩さんは、3月11日に北海道演劇財団所有の小劇場「シアターZOO」を無償提供してくださっただけでなく、動画制作に必要な録音機材、照明器具、マイク等、何から何まで無償で提供して制作してくださいました。
そして今回の第2弾。 機材を車に積んで「Lakura」に運び、役者さん3名と制作してくださいました。 友だからと甘え過ぎはいけないと思い、せめて必要経費ぐらいはと申し出ましたが、「金はかかりません。」・・歩さんはガンとして一切お金を受取りませんでした。
暑い夏の頃でしたか・・ 歩さんに動画制作第2弾を頼む、と言ったら、ちょっと待ってください。めっちゃ忙しいんです。 う~ん、一日ぐらい何とか空けられるかな。 日程はちょっと待ってください。・・・ その数週間後に決まったのがこの日、11月8日でした。
飲み友でもある歩さん。 酒と肴だったら受けてくれるだろう。 小生は、デパートの酒売り場へ行き、木箱に納めた山口県の有名な銘酒、「獺祭」を送り、その足で札幌駅前の「佐藤水産」へ行き、特大サイズの毛蟹と6種類の魚介類を送りました。 酒が好きな歩さん。 帰宅したら特大毛蟹や魚介類を肴に、「獺祭」で一杯やって身も心も癒してくれたら嬉しいな。
北海道演劇財団理事長職の重責を果たしながら、役者として舞台に立ち、映画やテレドラマに出演し、脚本を書き、芝居の演出をすれば作曲もする凄い人。 21世紀のチャップリンだ。 もし過労で倒れたりしたら国家の損失だ。
動画収録終了後、超々多忙の歩さん。 「英順さん、すみませんが編集する時間がないんです。 配信スタートは来月になってしまいますが。」 小生は、いいよ、いいよ、来月でも来年でもいいよ。 無理はしないでくれ・・と言いました。
歩さん、ありがとう。 3人の役者さん、ありがとう。 皆さんのご厚情は心の中にしっかりと温めて支援活動を続けます。 ご恩は一生忘れません。
☆ 明朝の飛行機で札幌から茨城空港へ飛び、土浦めぐみ教会でリハーサルを行い、明後日の午前は小中学生に、午後は、一般向けに東日本大震災後復興支援チャリティコンサート<466>を行ないます。
※ 3月11日に、札幌市内にある北海道演劇財団所有の小劇場「シアターZOO」で行われた「第464回 東日本大震災復興支援 無観客チャリティコンサート」の動画を配信中です。
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東日本大震災復興支援のために 「じいたん子ども基金」を開設しました。
(2012年12月10日)
【東日本大震災支援 じいたん子ども基金】 代表 土田英順
北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660