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<続・チャリティ”469” は網走で>

コロナ自粛解禁後の演奏旅行ですが、11月に土浦へ行き、今回の網走公演は2度目の演奏旅行でした。 土浦の時も今回の網走も、夜、寝床についてもなかなか眠りに入れないのは、禁酒しているからかも知れません。 適量のアルコールを摂取して、リラックスした方がよいのかな・・ と、誘惑に駆られます。

コンサート当日の朝、網走の気温はマイナス9℃で札幌よりもかなり厳しい寒さでした。 会場は、オホーツク文化交流センター・エコーセンター2000。 震災が起きた2011年から毎年出演していましたが、昨年はコロナで中止になりましたから、今回が9回目の出演になりました。

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開演は11:00で終演が12:00。 1時間のコンサートでした。 終演から網走発のJR電車の時間まで5時間半もあるので、帰りは女満別空港から飛行機移動にしました。

JR路線の存廃問題が起きると、世論は存続を願う声が大きく、廃止には批判的ですが、存続を願いながら移動に利用するのは電車ではなく、車移動が多いのではないでしょうか。 小生、70歳で運転免許証を返上しましたから、演奏旅行は公共交通機関を利用します。 札幌都心から新千歳空港を往復するドル箱路線は別として、地方を走る路線は本当に人が乗っていないことが何度もありました。 2両編成の車両に乗客は小生一人だけ。 それで存続しろと言うのではJR職員が気の毒になります。

※ 常磐線 浪江→原ノ町(南相馬) 2018年

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小生の場合、飛行機の搭乗手続きは、チェロの機内持ち込み手続きがあるため飛行出発時間の1時間前なので、終演になって のんびりしている時間はありませんでした。 エコーセンター2000の職員の皆さまが、CD・本の販売精算と、募金額の計算を手際よく行なってくださったので、とても助かりました。

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入場者:約80名。(2階席にも) 募金額¥59,527 

女満別空港から1時間弱の飛行で新千歳空港に着き、タクシー乗場へ行くと、40~50人の長蛇の列でタクシーの姿がありません。 空港にタクシーなし、変だな。 タクシー待ちのために、チェロを北海道の寒空の下にさらしておくわけにはいきません。 仕方なしにJRの改札口までの長い距離を歩きました。 ベルトで右肩に吊った9,2㎏のチェロが肩に食い込むようで、痛みに耐えて歩きました。 

タクシーが足りないんだろうか。 コロナで商売にならず、運転手さんが次々に退職するという話も聞きました。 住みにくくなってきたなぁ。 タクシーは最近値上がりしたし、年寄りの医療費も来年上がる。 政治家は税金の無駄遣いを即刻やめましょう! 政治改革をやるという話は、小生がコメンテーターでTVに出演していた24~25年前からの話ですが、その時やったのは選挙制度を変えただけ。

ある日、TVのコメント席で小生の発言、「政治家の皆さんのお話はTVの討論番組でよく聞きます。 皆さん、政治改革をやる・やる・やる・やるとおっしゃいますが、ちっとも変わらない。 政治改革なんて言っていないで、まず政治家の改革をやってもらいたいです。」

番組終了後、ディレクターから「よいコメントでした」、と褒められました。

<チャリティ”469” は網走で> おわり

※ 動画第2弾は、12月26日に配信スタートしました。

こちらです。 ☞ https://youtu.be/FSd0R9MAYnc


 3月11日に、札幌市内にある北海道演劇財団所有の小劇場「シアターZOO」で行われた「第464回 東日本大震災復興支援 無観客チャリティコンサート」の動画も配信中です。 

こちらです。 ☞  https://youtu.be/gtQXuddBmTE  ・・・こちらもよろしくお願いいたします。  

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         東日本大震災復興支援のために 「じいたん子ども基金」を開設しました。

(2012年12月10日)

【東日本大震災支援 じいたん子ども基金】 代表 土田英順

                                  北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660 

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プロフィール

土田英順

Author:土田英順
土田英順【つちだ えいじゅん】
音楽家・チェリスト。
日本フィル、新日本フィル、札幌交響楽団の首席チェロ奏者を歴任。
ボストン交響楽団およびボストンポップスでも演奏(1969〜1970)。現在ソリストとして活躍中。
全国各地、19都道府県での「東日本大震災復興支援チャリティ・コンサート」は486回を数え、震災後、東北には19回訪れ、被災地でのコンサートは101回に及ぶ。
(2023年4月末現在)
被災地に滞在中、大津波の犠牲となった女性のチェロに出会い、持ち主のご遺族と友人たちの思いによってボロボロになったチェロを譲り受け、蘇らせた。
チェロの音色が天国に届く事を願いながら、今日(こんにち)も被災したチェロを奏でる。
2014年12月「第17回まちかどのフィランソロピスト賞(社会貢献)」受賞。
2015年10月「札幌芸術賞」受賞。
被災したチェロを使って録音した CD「祈り」発売。
音楽人生をまとめた著書「チェロ弾き英順 音楽の人生(たび)」出版。
第6回 全国新聞社出版協議会 ふるさと自費出版大賞において優秀賞受賞。
2017年11月 ソロプチミスト日本財団より「千嘉代子賞」受賞。
2019年10月 デビュー60周年記念チェロリサイタルを開催。
2022年4月 札幌ユネスコ協会初代広報大使に就任。

2012年12月「東日本大震災支援 じいたん子ども基金」開設。
基金は被災地の方々のために使われている。
【北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660 口座名 東日本大震災支援 じいたん子ども基金 代表 土田英順】

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