すでに度々告知させていただいておりますが、東日本大震災復興支援チャリティ動画第2弾は、配信を始めて1ヵ月になりました。
制作にあたっては、友であり、北海道演劇財団理事長・芸術監督の斎藤歩さん、演劇財団付属劇団、「札幌座」の役者、熊木志保さん、常本亜実さん、泉陽二さん、演奏と会場を無償提供してくださったピアニストの鳥居はゆきさん、ピアノ調律師・エボニー アンド アイボリーの山口了路さん(配信第1弾では多米實さん)らのお力添えをいただいたおかげで、配信することができました。
皆さまには心より感謝申し上げます。
収録会場となった「Lakura」は、鳥居はゆきさんが経営する店。 この建物は1919年に建てられた築103年のレンガ造りの質蔵を改造した建物で、1階は予約制のカフェレストランと、グランドピアノがあるイベントスペースがあり、2階は衣類等を販売している、人気のセレクトショップです。
収録した11月8日は月曜日。 「Lakura」の定休日は水曜日と木曜日。 営業日を休業日にして会場を無償提供し、ピアノ演奏してくださった鳥居はゆきさんには、申し訳ない気持ちと、感謝の気持ちでいっぱいです。
また、斎藤歩さんらは演劇公演を控えて稽古期間の真っ最中、休日がない中を、役者さん3人と録音・撮影機材をご自身の車で運び、収録してくださいました。 北海道演劇財団の全面協力でした。 また、調律師・山口了路さんも長時間かけて丁寧に調律・調整をしてくださいました。 山口さんは、長い間使っていたピアノが、調律師二人から修理不可能と見放され、新しく買い替えるよう勧められたピアノを、修理して見事に蘇らせた優秀な調律師です。
動画制作にあたり、もしこの方たちの協力がなく、どこかの会場を有料で使用し、業者に頼んで制作したら、一体どれだけお金がかかっただろう・・とても制作・配信は実現できなかっただろう・・と思うと、皆さまにはただただ感謝しかありません。 本当に本当にありがとうございました。
さて、収録の日の朝、熊木志保さんが拙宅に迎えに来てくださいました。 公演を控えて大事な稽古でお忙しいところ、動画制作に協力してくださる上にお迎えとは。 恐縮の極みでした。
熊木さんは最近【シアターZOO 企画公演 札幌座 ”背中から40分” 】に出演されましたが、小生は公演日が2022年1月7日~12日のうち、8日の昼の部の公演を観劇しました。 彼女の役は、日本海の荒波がぶつかる場末の温泉宿の従業員の役で、初めて接する熊木さんの演技はとても素晴らしく、先輩の名優たちの演技に一歩も引けを取らない彼女の演技に、小生はすっかり魅了されてしまいました。
つづく。
東日本大震災復興支援のために 「じいたん子ども基金」を開設しました。
(2012年12月10日)
【東日本大震災支援 じいたん子ども基金】 代表 土田英順
北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660