一昨日(1月27日)更新したブログの続編です。
動画収録のため、熊木志保さんの車で会場の「Lakura」に着くと、斎藤歩さんと2人の役者さんたちは、すでに収録のためのセッティングを終えていました。
リハーサル開始。 このリハーサルは、演奏のリハーサルだけでなく、音質や、チェロとピアノのバランスなどの録音テスト、映像のテスト・カメラリハーサルも兼ねています。 リハは1時間ぐらいで終わり昼食にしました。
腹がへったからといってモリモリ食べないように気をつけないと。 これから本番という時に血液が消化器官に集まってしまってはいけません。 腹八分ではなく、腹4~5分でしょうか。
左列、手前から熊木志保さん、常本亜実さん、泉陽二さん、札幌座の役者さんたちです。 右手前、斎藤歩さん。
最初に弾いたのは、ベートーベンの有名なピアノソナタ「悲愴」の緩徐楽章でした。 原曲はもちろんピアノ曲。 若い頃、ピアノソロでこの曲を聴いて、なんと美しい音楽なんだろう。 このメロディをチェロで弾いたらいいだろうな・・ と思いましたがチャレンジする勇気がありませんでした。 下手くそなチェロ弾きが何をやってんだ・・ スケールやエチュードなど基本的な練習をすることがたくさんあるだろう・・ と白い目で見られるのが怖かったんです。 ダメですね。 消極的で。
初めて弾いたのは70歳を過ぎてからだったでしょうか。 CD録音もしました。 タイトル名「祈り」のCDに収録されています。 2015年に北海道テレビ(HTB)が小生のドキュメンタリー番組を制作して下さった時、ディレクターの山形さんが、小生の演奏したこの曲が気に入って、「CD・祈り」から使ってくださって光栄でした。
曲が始まる時間、2:48
次にバッハ・グノーのアヴェマリア。 JSバッハの平均律ピアノ曲集第1部 24の前奏曲とフーガから第1曲ハ長調に付けられた宗教的な歌曲です。 グノーのメロディは美しいメロディですが、いい気持ちになってしまってメロディが間延びしてはいけません。 ピアノの流れに乗って、基本的には in tempoで弾かなければ。
7:42
曲間にトークを挟みました。
次も原曲は歌の曲。 ラフマニノフのヴォカリーズ。 ラフマニノフはロシア革命でアメリカへ亡命しました。 ヴォカリーズは母音唱法の声楽曲で歌詞がありません。 チェロの小品名曲で、オリジナル曲は少ないので、小生はピアニストや歌手の縄張りを荒らしています。 この曲、チェロで弾くのもいいですなぁ。
14:27
つづく。
(2021年3月13日配信開始。)
(2021年12月26日配信開始。)
東日本大震災復興支援のために 「じいたん子ども基金」を開設しました。
(2012年12月10日)
【東日本大震災支援 じいたん子ども基金】 代表 土田英順
北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660