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<続・ドカ雪>

昨日更新の「ドカ雪」の続編です。

昨日起床すると拙宅の灯油ストーブの排気管は、積もった雪に埋もれる寸前の状態でした。 夜中に何度か目が覚めた暴風雪。 夜通し荒れ狂っていたのでしょう。

腹が減っては戦はできぬ。 朝食が済んだら雪かきをしよう・・と思っていると、ドサッという地震のような振動を伴う物凄い音が。

屋根から大量の落雪です。

そして・・ 室内には気分の悪い悪臭が漂い始めました。

雪で殆ど開かなくなった前後に開く窓を辛うじて少しだけ開けて排気管を見ると、排気管は雪に埋まり、雪の中から湯気が出ていました。 こりゃぁ~アカン。 一酸化炭素中毒になるぞ!

灯油ストーブを消して念のため電源も抜きました。

屋根から落ちる雪で南側の窓は完全に塞がり、いえ、塞がるだけでなく雪は屋根から庭の地面まで繋がっている状態です。

室内温度は徐々に下がり始めました。 

私が雪かきするから・・ チェロの練習していて・・と78歳の妻。 排気管がある場所は雪で狭くなり2人ではできないんです。

小生は小部屋用の小さな電気ヒーターを点けて練習開始。 老妻の作業は1時間半ぐらいかけて終わり、灯油ストーブを点火することができました。

練習が終わったら、人気のパン屋さん、「どんぐり」へ行って妻の好きな「極みの照り焼きバーガー」「フィッシュ サンドイッチ」「マヨネーズ コーン」「明太フランス」を買ってきてあげよう。 こんな大変な時なのに、おかげでチェロの練習ができたのだから。 感謝の気持ちだ。

※ 「どんぐり」のマヨネーズ コーン。

IMG_20211126_085936,

しかし・・ 天は無情だ。 バスは大雪でこの日も終日運休だ。 往復歩けば1万歩は超えるだろう。 雪のない道をスニーカーでスタコラ歩くなら1万歩イケルだろうが、積雪の道を85歳が重いスパイクシューズを履いて歩くのは無理だ。

コロナと大雪、みんながみんな苦労している。 
早くマスクだのワクチンだの、雪かきが要らないようになってほしいものです。
  

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プロフィール

土田英順

Author:土田英順
土田英順【つちだ えいじゅん】
音楽家・チェリスト。
日本フィル、新日本フィル、札幌交響楽団の首席チェロ奏者を歴任。
ボストン交響楽団およびボストンポップスでも演奏(1969〜1970)。現在ソリストとして活躍中。
全国各地、19都道府県での「東日本大震災復興支援チャリティ・コンサート」は486回を数え、震災後、東北には19回訪れ、被災地でのコンサートは101回に及ぶ。
(2023年4月末現在)
被災地に滞在中、大津波の犠牲となった女性のチェロに出会い、持ち主のご遺族と友人たちの思いによってボロボロになったチェロを譲り受け、蘇らせた。
チェロの音色が天国に届く事を願いながら、今日(こんにち)も被災したチェロを奏でる。
2014年12月「第17回まちかどのフィランソロピスト賞(社会貢献)」受賞。
2015年10月「札幌芸術賞」受賞。
被災したチェロを使って録音した CD「祈り」発売。
音楽人生をまとめた著書「チェロ弾き英順 音楽の人生(たび)」出版。
第6回 全国新聞社出版協議会 ふるさと自費出版大賞において優秀賞受賞。
2017年11月 ソロプチミスト日本財団より「千嘉代子賞」受賞。
2019年10月 デビュー60周年記念チェロリサイタルを開催。
2022年4月 札幌ユネスコ協会初代広報大使に就任。

2012年12月「東日本大震災支援 じいたん子ども基金」開設。
基金は被災地の方々のために使われている。
【北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660 口座名 東日本大震災支援 じいたん子ども基金 代表 土田英順】

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