札幌ユネスコ協会から 、<東日本大震災子ども支援募金 ユネスコ協会 就学支援奨学金 レポート2020>が届きました。

【UNESCOは、教育、科学、文化の分野において、国際協力を通じて平和な世界を目指す国連の専門機関です。 「教育や科学、文化の振興を通じて、戦争の悲劇を二度と繰り返さない」との理念に基づき、1945年にUNESCO憲章が採択、1946年に創設されました。(公益社団法人 日本ユネスコ協会連盟 2020年度 活動レポート)より。】
「世界寺子屋運動」 「一杯のスプーン」 「未来遺産運動・世界遺産活動」など、ユネスコ協会が様々な支援活動を行なっている中で、「じいたん子ども基金」は、「東日本大震災子ども支援、ユネスコ協会就学支援奨学金とMUFG・ユネスコ協会 東日本大震災復興育英基金」に支援をさせていただいております。
それは、被災により現在も経済的に困窮している家庭の子どもたちが、進学を諦めることなく、これからも学び続けることができるように、少しでもお役に立てれば・・という思いからです。
ユネスコ協会の2020年度の実績は以下の通りです。
※ 受給者数:508名。
※ 支援地域:岩手県 宮城県 福島県。
※ 奨学金給付額:1億2228万円。
2020年度の「じいたん子ども基金」からの寄付額:73万円。
※ 2012年12月10日に基金を開設以来、毎月末にその月のご寄付額、支援額、支援内容を、ブログ、「土田英順のボストンバッグにチェロと酒」でご報告しておりますので、ご参照いただければ幸いでございます。
※ 奨学生からのお便り。
宮城県南三陸町・中3・女子
「私は小さい頃から保育士になりたくて、中学校でも一生懸命、勉強を頑張ってきました。 高校に入ったらいま以上に勉強をして、夢に向かって頑張りたいと思います。 奨学金ではリュックサックや制服、定期券など高校で必要なものを購入したいと思っています。 大切に使わせていただきます。 震災から10年が経ちましたが、いま感じることは「命の大切さ」です。 命があればいろいろな方々に支えられながらでも生活ができ、夢を見ることもできます。 けど、できなかったたくさんの命もあります。 私は生かされた命を大切にして日々を過ごしたいと思います。」
保護者から。
宮城県女川町。
「募金をしていただいているみなさんのおかげで、息子は学校へ通うことができています。 いただいているお金は、通学用の電車の回数券や、寮生活で必要な日用品などに使わせていただきます。 息子も、世の中で困っている人を助けられる人になるよう、学校でしっかり勉強や職場体験をしてほしいと思います。」
つづく。
次回はユネスコ協会が震災後10年間で取り組んだ、「東日本大震災子ども支援」の主な活動ついてお伝え致します。
※ 東日本大震災復興支援チャリティコンサート動画を配信中です。
第1弾はこちらです。 ☞ https://youtu.be/gtQXuddBmTE
(2021年3月11日に北海道演劇財団所有の小劇場、「シアターZOO」で収録)
第2弾はこちらです。 ☞ https://youtu.be/FSd0R9MAYnc
(2021年11月8日にLAKURAで収録)
チェロ 土田英順 ピアノと歌 鳥居はゆき
東日本大震災復興支援のために 「じいたん子ども基金」を開設しました。
(2012年12月10日)
【東日本大震災支援 じいたん子ども基金】 代表 土田英順
北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660