一昨日(3月26日)更新のブログの続編です。
東日本大震災による被害は、多くの子どもたちの教育環境も危機的な状況になりました。 日本ユネスコ協会連盟は、復興の担い手となる子どもたちのために、様々な教育復興に取り組んできましたが、震災後、10年間で取り組んだ支援の主な活動をお伝え致します。

支援活動① 学校への緊急物資支援。 2011年4月~2012年3月。
144校、2教育委員会に、津波で流失してしまった学習に必要な教材や支援物資を届ける。 また、仮設住宅、避難所と学校をつなぐスクールバスも支援。
支援活動② 文化・郷土芸能への支援。 2011年9月~2014年3月。
震災で危機に瀕した東北の祭り・文化の救済。 郷土芸能や祭りへの物資支援を実施。
支援活動③ 心のケア支援。 2011年~2015年。
地震と津波の恐怖、震災による心理的ストレスを和らげるために、夏休みにキャンプや絵画コンテストなどを実施。
支援活動④ 社会教育・コミュニティ支援。 2011年5月~2018年6月。
仮設住宅で暮らすなど、生活環境が大きく変化した。 被災地のコミュニティ再生を目指して、コミュニティ図書館、学童保育所、移動図書館、相撲場などを支援。
支援活動⑤ 奨学金支援 ユネスコ協会就学支援奨学金。 2011年4月~継続中
震災で被災し、経済状況が悪化したご家庭の子どもたちが安心して学校に通えるように、返還不要の奨学金を3年間にわたって支援。(中学3年次から高校2年次まで月額2万円を給付。)
支援活動⑥ 奨学金支援 MUFG・ユネスコ協会 東日本大震災復興育英基金 2011年4月~継続中
両親もしくは、いずれかの保護者が死亡・行方不明になってしまった子どもを対象にした、返還不要の奨学金を支援。(小学校から高校までの在学期間中に月額2万円を給付。)
支援活動⑦ アクサ ユネスコ協会 減災教育プログラム 2014年~継続中。
東日本大震災の経験や教訓を、全国の学校防災につなげるために、学校への活動助成、教育研修会、実践報告会、減災教育フォーラムを実施。
★ このブログは【東日本大震災子ども支援募金 ユネスコ協会就学支援奨学金 レポート2020】から引用させていただいていただきました。
☆ 「じいたん子ども基金」は、被災により現在も経済的に困窮している家庭の子どもたちが、進学を諦めることなく、これからも学び続けることができるように支援を続けて参りたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
※ 東日本大震災復興支援チャリティコンサート動画を配信中です。
第1弾はこちらです。 ☞ https://youtu.be/gtQXuddBmTE
(2021年3月11日に北海道演劇財団所有の小劇場、「シアターZOO」で収録)
第2弾はこちらです。 ☞ https://youtu.be/FSd0R9MAYnc
(2021年11月8日にLAKURAで収録)
チェロ 土田英順 ピアノと歌 鳥居はゆき
こちらもよろしくお願いいたします。
東日本大震災復興支援のために 「じいたん子ども基金」を開設しました。
(2012年12月10日)
【東日本大震災支援 じいたん子ども基金】 代表 土田英順
北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660