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<チャリティ活動復活の兆し>

コロナ感染が広がり始めてから今日までの2年数ヵ月間で、東日本大震災復興支援チャリティコンサートは7回行なっただけでした。 2011年、大震災発生後、3月29日から始めたこの活動は、コロナ禍になるまでの9年間、年平均50回以上も開催してきたことを考えると、まるで冬眠しているような状態でした。

感染防止対策については、感染症専門の先生方のお話を、メディアを通して教えていただいてきましたので、コンサートを開催する場合はそれをしっかり守り、油断することなく行えばクラスターが起きたりしないのではないか、と思うようになりました。

小生の思いと同じ思いからか、最近になってボツボツですがコンサート等のお声がけをいただくようになりました。 まだ本当にボツボツの状態ですが、現在のところ以下の通り決まりました。

4月28日(木) 札幌ユネスコ協会の定期総会後に演奏。 札幌パークホテル。 演奏開始16:10。

※ ユネスコ協会連盟の様々な支援活動の中には、東日本大震災子ども支援として、”ユネスコ協会就学支援奨学金”と、”MUFG・ユネスコ協会 東日本大震災復興育英基金”があり、「じいたん子ども基金」はそちらに寄付をさせていただいております。

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また、ユネスコ協会がお送り下さった「ユネスコ協会連盟 活動レポート」を参考にして、ユネスコの具体的な支援活動を小生のブログ、「ボストンバッグにチェロと酒」でお伝えしているので、それがご縁となり会員の皆さまと交流が生まれました。 今後も東日本大震災の津波・地震で家屋が流失したり、倒壊した家庭の子どもたち、両親又は片親を失くした子どもたちが、進学を諦めることなく就学できるよう、【就学支援奨学金】と【復興育英基金】に寄付を続けさせていただきたいと思っています。

※ チェロリサイタル終演後、ザ・ルーテルホール ロビーで。 札幌ユネスコ有志、国際ソロプチミスト杏花会の皆さまと。 小生の右はピアニストの林絵里さん。 2022年3月6日。

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5月22日(日) 第470回東日本大震災復興支援チャリティコンサート。 
        札幌市手稲区「玄米ご飯 カフェじょじょ」 16:00開演。

※ 「じょじょ」の店主、山崎節子さんは、大震災の翌年から毎年春と秋にチャリティコンサートを開催してくださっています。 どら焼きを作って1個100円で売り、益金を活動費に寄付をしてくださるご婦人、ピアノの調律を無償でしてくださる調理師の渡辺さん、 店のフリーマーケットに一眼レフカメラ、ボイスレコーダー、革の靴、アクセサリー類などを出品し、また、押し花の額絵を作って店で販売し、「売上の全額を英順さんに」とご寄付下さる松原さん。 会場は善意にあふれ、温かな空気に包まれた素敵なコンサートです。

6月15日(水) 第471回東日本大震災復興支援チャリティコンサート。 
        北広島市北広島団地 地域サポートセンター「ともに」 13:00開演。

※ 主催も会場も初めてのコンサートです。

7月24日(日) 第26回旭川市新人音楽会 公開オーディション審査。 
        旭川市大雪クリスタルホール。 オーディション開始時間等詳細未定。

※ コロナで2年中止になった新人オーディション。 優秀な新人の発掘と育成のために今年こそは実現しますように。

11月3日(木・祝) 第472回東日本大震災復興支援チャリティコンサート。
        網走市オホーツク文化交流センター エコーセンター2000 アトリウムロビー。 
        開演時間未定(午前中)

※ オホーツク文化交流センター エコーセンター2000。 
  東日本大震災復興支援 クリスマス チャリティコンサート。 2021年12月25日

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※ 主催者の「オホーツク文化交流センター」は、大震災が起きた翌年から毎年お声がけくださるので、今年が11回目になります。
まだまだ少ない活動ですが、復活の兆しのようでもあり、前を向いて積極的に取り組んで参りますので、皆さまどうぞよろしくお願い致します。

       ※ 東日本大震災復興支援チャリティコンサート動画を配信中です。


     第1弾はこちらです。 ☞  https://youtu.be/gtQXuddBmTE  


   (2021年3月11日に北海道演劇財団所有の小劇場、「シアターZOO」で収録)


   第2弾はこちらです。 ☞  https://youtu.be/FSd0R9MAYnc


   (2021年11月8日にLAKURAで収録)


   チェロ 土田英順  ピアノと歌 鳥居はゆき


  こちらもよろしくお願いいたします。


            東日本大震災復興支援のために 「じいたん子ども基金」を開設しました。

(2012年12月10日)

【東日本大震災支援 じいたん子ども基金】 代表 土田英順

                               北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660 
        

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プロフィール

土田英順

Author:土田英順
土田英順【つちだ えいじゅん】
音楽家・チェリスト。
日本フィル、新日本フィル、札幌交響楽団の首席チェロ奏者を歴任。
ボストン交響楽団およびボストンポップスでも演奏(1969〜1970)。現在ソリストとして活躍中。
全国各地、19都道府県での「東日本大震災復興支援チャリティ・コンサート」は486回を数え、震災後、東北には19回訪れ、被災地でのコンサートは101回に及ぶ。
(2023年4月末現在)
被災地に滞在中、大津波の犠牲となった女性のチェロに出会い、持ち主のご遺族と友人たちの思いによってボロボロになったチェロを譲り受け、蘇らせた。
チェロの音色が天国に届く事を願いながら、今日(こんにち)も被災したチェロを奏でる。
2014年12月「第17回まちかどのフィランソロピスト賞(社会貢献)」受賞。
2015年10月「札幌芸術賞」受賞。
被災したチェロを使って録音した CD「祈り」発売。
音楽人生をまとめた著書「チェロ弾き英順 音楽の人生(たび)」出版。
第6回 全国新聞社出版協議会 ふるさと自費出版大賞において優秀賞受賞。
2017年11月 ソロプチミスト日本財団より「千嘉代子賞」受賞。
2019年10月 デビュー60周年記念チェロリサイタルを開催。
2022年4月 札幌ユネスコ協会初代広報大使に就任。

2012年12月「東日本大震災支援 じいたん子ども基金」開設。
基金は被災地の方々のために使われている。
【北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660 口座名 東日本大震災支援 じいたん子ども基金 代表 土田英順】

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