皆さまからお預かりしているお金、「じいたん子ども基金」は、今月も「公益社団法人 日本ユネスコ協会連盟」の「東日本大震災子ども支援
就学支援奨学金・
復興育英基金」へ「札幌ユネスコ協会」を通じて支援を行い、また、福島県内の子ども食堂4ヵ所と、3/11甲状腺がん子ども基金へも支援を行いました。(詳細は月末の収支報告をご参照いただければ幸いです。)
就学支援奨学金の対象者。
津波・地震による家屋の流失・損壊や、原発事故の影響による避難などの理由で経済状況が悪化した家庭の、進学を希望する中学3年生。(震災により保護者を失くした生徒を除きます。)
給付額と期間。
奨学生一人当たり月額2万円を返還不要で3年間給付。(中学3年次から高校2年次まで)
復興育英基金の対象者。
震災により、両親もしくはいずれかの保護者が死亡・行方不明になってしまった子ども。
給付額と期間。
小学校から高校までの在学期間中に月額2万円を返還不要で給付。
※ 給付を受けた若者たちから「ユネスコ協会連盟」宛てに手紙が届いています。 その中から数名の手紙を選び、一部分ですがご紹介させていただきます。
【・・・多くの方々の募金によって支援していただけることを自覚し、春からの高校生活では、将来社会に貢献できる人間になれるよう一生懸命、勉学に励みたいと思います。】
【・・・高校を卒業したら、これからの社会を担っていける人間になりたいです。 奨学金のおかげで高校に進学できたように、私もいつか誰かを助けられるようになりたいです。】
【・・・あの日、あの時、たくさんの人たちが私たちを助けてくれました。 そして、今もなお応援と支援を続けてくれる皆さまに、感謝の気持ちでいっぱいです。 私は人のため、社会のために貢献できるような大人になるため、学生生活に励みます。】
【・・・自分は将来、遺児支援の活動ができるところで働きたいと考えています。・・・】
【・・・父を亡くし、家が全壊になり、不安な毎日を過ごしました。 先生の勧めがあり、奨学金をいただくことになりました。 大学に進学するため予備校に行ったので、学費に使用させていただきました。 大学を卒業したら、人の役に立つ仕事に就き恩返しをしたいと思います。 長い間奨学金をいただき感謝いたします。】
※ ”給付を受けた子どもたち、奨学生、卒業生、そして保護者からもたくさんの便りがユネスコ協会へ届いています。 その手紙は、ただ《ありがとう》だけではなく、学校を卒業したら自分も社会の役に立つ人間になってご恩返しをしたいという感謝の念が溢れています。 感謝の念はユネスコ協会に対してでもあり、寄付をしてくださるお一人おひとりに対してでもあり、社会全体に対してでもあります。 若者の将来を案じて支援の手を差し伸べる・・ 支援を受けた若者たちは感謝の気持ちを次の世代に繋げていく・・ このような支援の輪がもっともっと広がっていくことを望んでやみません。”
※ 「ユネスコ協会」のさまざまな活動。
※ このブログは「公益社団法人 ユネスコ協会連盟 東日本大震災 教育復興支援レポート 2016」より引用させていただきました。
※ 東日本大震災復興支援チャリティコンサート動画を配信中です。
第1弾はこちらです。 ☞ https://youtu.be/gtQXuddBmTE
(2021年3月11日に北海道演劇財団所有の小劇場、「シアターZOO」で収録)
第2弾はこちらです。 ☞ https://youtu.be/FSd0R9MAYnc
(2021年11月8日にLAKURAで収録)
チェロ 土田英順 ピアノと歌 鳥居はゆき
こちらもよろしくお願いいたします。
東日本大震災復興支援のために 「じいたん子ども基金」を開設しました。
(2012年12月10日)
【東日本大震災支援 じいたん子ども基金】 代表 土田英順
北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660