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福島の子ども南幌キャンプ 4 <子ども参加型のコンサート>

8月5日、南幌キャンプで子どもたちのためのミニコンサートを行ないました。

小生は、幼稚園児、小学生にチェロを聴いてもらう時は、いつも 「子ども参加型」 のコンサートにしています。

静かにして聴きなさい・・ おしゃべりしちゃダメだよ・・ とは言わずに、こちらから子どもたちに問いかけるようにしています。

” 白鳥っていう曲、知ってるかい? 小学校の音楽の時間に先生がCDで聴かせてくれていると思うよ。”

” じゃぁ弾くよ。 曲が終わったら白鳥が何をしていたか、みんなに聞くからよく聴いていてね。”


こう言うと、子どもたちは一生懸命チェロを聴いてくれます。


終わると。

《白鳥が死んでるところ》

《白鳥が湖に首を突っ込んで何か食べてるところ》

何でもいいと思うんです。 子どもが音楽を聴いて感じたままを、皆の前で積極的に発言する・・そのことが大事ですね。  音楽の感じ方は自由なのですから、どんな答えも正解にしてあげます。

子どもたちは喜んで次に弾く曲も熱心に聴いてくれます。 子どもは正直。 子どものためのコンサートは子どもたちの遊びでもあるのです。

「不思議なポケット」 「どんぐりころころ」 など童謡も弾き、45分でおしまいにしました。


” さぁみんな。 夕ご飯まで時間があるからそれまで外で遊んでおいで。”

元気よく外に飛び出す子どもたち。 チェスを楽しむ子もいました。


本を読む子も。


小生はチェロをケースにしまうと、酒が好きそうなスタッフとビールを飲み始めました。

つづく。

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プロフィール

土田英順

Author:土田英順
土田英順【つちだ えいじゅん】
音楽家・チェリスト。
日本フィル、新日本フィル、札幌交響楽団の首席チェロ奏者を歴任。
ボストン交響楽団およびボストンポップスでも演奏(1969〜1970)。現在ソリストとして活躍中。
全国各地、19都道府県での「東日本大震災復興支援チャリティ・コンサート」は501回を数え、震災後、東北には22回訪れ、被災地でのコンサートは111回に及ぶ。
(2024年3月現在)
被災地に滞在中、大津波の犠牲となった女性のチェロに出会い、持ち主のご遺族と友人たちの思いによってボロボロになったチェロを譲り受け、蘇らせた。
チェロの音色が天国に届く事を願いながら、今日(こんにち)も被災したチェロを奏でる。
2014年12月「第17回まちかどのフィランソロピスト賞(社会貢献)」受賞。
2015年10月「札幌芸術賞」受賞。
被災したチェロを使って録音した CD「祈り」発売。
音楽人生をまとめた著書「チェロ弾き英順 音楽の人生(たび)」出版。
第6回 全国新聞社出版協議会 ふるさと自費出版大賞において優秀賞受賞。
2017年11月 ソロプチミスト日本財団より「千嘉代子賞」受賞。
2019年10月 デビュー60周年記念チェロリサイタルを開催。
2022年4月 札幌ユネスコ協会初代広報大使に就任。

2012年12月「東日本大震災支援 じいたん子ども基金」開設。
基金は被災地の方々のために使われている。
【北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660 口座名 東日本大震災支援 じいたん子ども基金 代表 土田英順】

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