一昨日(5月22日)、470回目の東日本大震災復興支援チャリティコンサートが行われました。
コンサート会場は札幌市手稲区富丘の「玄米ご飯 カフェ じょじょ」さん。 拙宅は厚別区ですが江別市に近いところ、じょじょさんは小樽市に近い手稲区。 市営地下鉄東西線の終点、新札幌駅からもう一方の終点駅、宮の沢駅まで行き、そこから車で12~13分行った手稲山山麓に「カフェ じょじょ」があります。 人口197万人(2020年10月)を超える札幌市は広いです。
前回のコンサートは3月6日に札幌市内で行なったチェロリサイタルで、コロナ禍のためコンサートは未だに少なく、2ヵ月半ぶりのコンサートでした。
久しぶりに手にしたケースに入れた9,2kgのチェロは重かった。 これまでに感じたことのない重さ。 体力の低下? 衰え? 誰しも加齢とともに身体の機能は衰え、体力がだんだん低下していくのは仕方がないこと。
毎日練習をしているからか、チェロを弾くこと自体は体力の衰えを感じることはないのですから、ありがたいことと思わなければいけません。 これからはハードなスケジュールは避けること、自分の身体に無理のない活動を心がけていけばよいのでしょう。
この日のコンサートは、札幌ユネスコ協会初代広報大使就任後、初めてのコンサートでもありました。 ご来場のお客さまは17名。 その中には、ユネスコ協会会員のお姿もありました。 嬉しかった。
聴衆17名の小さな小さな復興支援チャリティコンサート。 小さなことでも根気よく積み重ねていけば、それはやがて大きなものになる。 この日で470回。 皆さまからお預かりした募金・ご寄付は4700万円を超えました。
ヴェラチーニのラルゴ、JSバッハのブーレ、メヌエット、ショパンのノクターン第2番、ラフマニノフのヴォカリーズなど、バロックからロマン派までの名曲を弾き、合間にはユネスコ協会のさまざまな活動のうち、「東日本大震災子ども支援」と、発展途上国への「寺子屋運動」の話をしました。 尊い支援活動を続けるユネスコ協会への市民の皆さまの関心が高まるよう願いながら。
募金箱には¥19,000。 M・Nさんからも¥2,000、きょうこさん、とく名の方、菅原ひとみさんからは活動費のご支援がありお預かりしました。
皆さまのご厚情に心より感謝申し上げます。 ありがとうございました。
東日本大震災復興支援のために 「じいたん子ども基金」を開設しました。
(2012年12月10日)
【東日本大震災支援 じいたん子ども基金】 代表 土田英順
北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660