東日本大震災復興支援チャリティコンサート<471>は、6月15日(水)の14:00から、北広島市緑陽町、「北広島団地地域サポートセンター ”ともに” 」で行われました。(主催:ボランティア団体 ともにのつどい)
※ 開演前の練習。 チェロと自分の身体が一体となるように。 指先の感触と会場内のチェロの響きを確かめます。


市内に4校あった小学校は、少子化対策で2校に統合され、閉校した緑陽小学校をリフォームして、2014年にオープンしたのが ”ともに” です。
リニューアルした施設、”ともに”には、高齢者向け住宅31室など高齢者住宅があり、地域交流スペースとして活動室5室、体育館、グラウンド、レストランがあります。
札幌市のお隣の北広島市ですが、来年プロ野球パシフィック リーグ、日本ハムファイターズの新球場がオープンするためか、人口減少気味だったこの町は、わずかながら人口が増えているそうです。
さて、大震災復興支援チャリティ<471>は、当初、 ご来場者は20~40人ぐらいと聞いていましたが、ふたを開けてみると128名。 会場は予定していた狭い活動室から体育館に変更になりました。
開催が平日の午後だったからでしょうか、ご来場の方々は高齢者が多いようでした。
コンサートでは、演奏の合間に、東日本大震災で母親を津波で亡くした娘さんの話、ユネスコの「東日本大震災子ども支援・給付型奨学金」、同じくユネスコの「世界寺子屋運動」のこと、またマイケル ジャクソンが1987年の日本初公演の際、ユネスコ運動に協力したい旨申し出があり、彼の肖像入りゴールドメダル発行の許諾、愛用品のマフラー、ブルゾンなどのオークションを開催し、収益金1千万円余を、ユネスコ協会連盟に寄付をしたことなどを話しました。 一日で1千万円の収益なんてすごいですね。
今回の大震災チャリティは、今年になってようやく2回目。 コロナ感染は依然収まりませんが、ワクチン接種は進んでいるし、感染防止対策を主催者をはじめ聴衆一人ひとりがしっかり守れば、コンサート会場での感染は起きていないようです。
津波で家屋が流失、損壊した貧しい家庭の子どもたち、両親または片親を亡くした子どもたちが安心して学校へ通えるように・・ 月に一度しか開催できないこども食堂が、せめて週に一度開催できるように・・ 原発事故後、多発している子どもの甲状腺がん、みんなが検査や治療が受けられるように・・・ チェロを弾いて支援を続けたいです。 数十名の小さなコンサートでもよいです。 チャリティコンサートをやらせてください。 お願いいたします。
この日の入場者:128名。 募金額:¥27,665 ほかに謝礼金¥5,000を「じいたん子ども基金」に入金しました。
主催者の皆さまと。 ありがとうございました。
東日本大震災復興支援のために 「じいたん子ども基金」を開設しました。
(2012年12月10日)
【東日本大震災支援 じいたん子ども基金】 代表 土田英順
北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660