東日本大震災の地震・津波による家屋の流失、損壊で、深刻な被害を受けた宮城県亘理郡山元町の人々と交流が始まったのは2013年8月でした。 その後も東北に行く度に立ち寄ってチェロを弾いていましたが、コロナ禍となり、2019年12月に訪れて依頼、ご無沙汰したまま時は流れています。
お会いできずにいても、水洗トイレ建設に協力したり、書店が一軒もない人口が1万2~3千人ぐらいの小さな町に誕生した、「えほんかん」にも絵本を送ったりして交流が続いています。
「えほんかん」を建てたのは、建設業者ではなく、町の復興に向けて先頭に立って働くお爺さん7人です。 みんな大工仕事は素人さんで、「山元町のG7」と呼ばれています。
小生は、先日、拙宅近くの「紀伊國屋書店」から、山元町の子どもたちに「夏の絵本」10冊を「じいたん子ども基金」から贈りました。
「すいかごろごろ」「ちいさなちいさなうみ」「さかなってなにさ」「たなばたさま」などなど。
友で「えほんかん」の管理責任者、菊地慎一郎さんから喜びのお便りが届きました。
その一部をご紹介します。
《・・・子どもたちも間もなく夏休みに入るかと。 図書館の本も、今以上に手にすることが多くなることかと。 そんな折、何とも季節にぴったりの絵本をお送りいただき感激しております。 私ばかりでなく、子どもたちも、母親たちも喜んで手にするかと。 そんなことを思い浮べながら、今からわくわくしております。・・・》
喜びに溢れた手紙ですね。 何事であれ人が喜ぶことをすると、小生も嬉しくなります。 お送りしてよかった! 「じいたん子ども基金」の口座や、募金箱にご寄付をくださる皆さまのおかげです。 感謝・感謝です。 ありがとうございました。
東日本大震災復興支援のために 「じいたん子ども基金」を開設しました。
(2012年12月10日)
【東日本大震災支援 じいたん子ども基金】 代表 土田英順
北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660